2018年に発売されて話題を呼んだ日本サロネーゼ協会・桔梗有香子さん監修のレシピ本『かわいいねりきり』（日東書院本社）。その反響を受けて、内容をグレードアップした最新刊『美しいねりきり』（日東書院本社）が、2022年11月28日に発売された。
和菓子の中でも特に繊細で美しいとされる上生菓子「ねりきり」。実は、電子レンジがあれば市販の白こし餡と白玉粉を使って手軽にねりきり餡を作ることができるという。火やオーブンも使わないので、子どもと一緒でも安心して調理できる。材料に小麦粉や乳、油脂も不使用で、健康に良いのも大きな魅力だ。
本書は、日本で初めて、ねりきり作りをアートとして楽しむ「練り切りアートⓇ」の講師育成に特化した講座を開講した日本サロネーゼ協会が監修。わかりやすい基礎をベースに、高度な技法やアレンジ技術もたっぷり紹介しているので、初心者でも経験者でも楽しめる内容になっている。
「日本の伝統文化〝ねりきり＂を、若い世代や海外の方々にもっと知ってほしいという想いで、『練り切りアートⓇ 認定講師講座』を開講してから8年が経ちました。ここ数年でますます人気が高まるとともに、講師の技術は進化し続けています。本書が"ねりきり"を愛する皆様にとって、技術や知識向上のお役に立てられれば幸いです。」
―― 一般社団法人 日本サロネーゼ協会 代表理事 桔梗有香子
（本文より一部抜粋）
基本からしっかりと、まるで教室で教えてもらっているかのような丁寧な解説は、サロネーゼ協会ならでは。ビギナー向けの内容から、「生地はり合わせ」や「生地合わせ」のようなアレンジメントまで、カラー写真でわかりやすく解説してくれる。
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