東海地方が「あんこの聖地」になったワケ

あんこの本

   東海地方のあんこ文化を徹底解説する「あんこの本」（ぴあ株式会社）が1月26日に発売された。

   名古屋をはじめ、独特なあんこ文化が発展してきた三重や岐阜など、東海エリアの人々にとって、あんこは身近で特別な存在だ。最近では洋菓子や小倉トースト、しるこサンドなどさまざまなアレンジで愛されている。

   本書では、そんな「あんこの聖地」東海地方をあんこ好きのスタッフが総力をあげて徹底取材している。

　巻頭企画「東海の和菓子とあんこの物語」では、東海エリアで独自の進化を遂げたあんこの歴史に迫る。なぜ東海があんこの聖地となったのか、歴史と共に振り返ろう。

   「東海あんこの実力」特集では、全国各地の和菓子のプロが、あんこへの愛を語り尽くす。和菓子バイヤー・畑主税さん、あんこ好き文筆家・甲斐みのりさん、和菓子に精通するコピーライター・近藤マリコさん、名古屋文化専門ライター・大竹敏之さんらが登場する。

   喫茶店で小倉トーストをかじりながらパラパラめくるのにぴったりの1冊だ。

   そのほかのトピックは以下の通り。

【ジャンル別あんこ菓子紹介】
あんこ好きに捧ぐ、幸せの178品！
まんじゅうと餅菓子／羊羹／どら焼き／最中／たい焼き／いろいろあんこ／洋菓子／パン・小倉トースト ......いま食べるべきあんこのお菓子をジャンル別にたっぷりご紹介！

【コラム】
なごや菓八菓ストーリー／そもそもあんこの語源は？／知らなかった！ とりびあんこ／代表的な小豆の特徴／アンコマン＆あんこ女子／あずきバー、小倉＆ネオマーガリンの進化

※画像提供：ぴあ

（BOOKウォッチ編集部）

• 書名: あんこの本
• 出版社名: ぴあ
• 出版年月日: 2023年1月26日
• 定価: 1,080円（税込）
• ISBN: 9784835647692