ベストセラー『ボクたちはみんな大人になれなかった』(新潮社)の著者・燃え殻さんの小説、『これはただの夏』(新潮社)が、オーディオブックになった。Amazonのオーディオブック・音声コンテンツ配信サービス「Audible(オーディブル)」で、7月20日(水)から配信が開始された。
「普通がいちばん」「普通の大人になりなさい」と親に言われながら、周囲にあわせることや子どもが苦手で、なんとなく独身のまま、テレビ制作会社の仕事に忙殺されながら生きてきてしまった「ボク」。
取引先の披露宴で知り合った女性と語り合い、唯一、まともにつきあえるテレビ局のディレクターにステージ4の末期癌が見つかる。 そして、マンションのエントランスで別冊マーガレットを独り読んでいた小学生の明菜と会話を交わすうち、ひょんなことから面倒をみることに。
ボクだけでなく、ボクのまわりの人たちもまた何者かになれず、何者かになることを強要されていたのかもしれない......。
(新潮社公式サイト作品紹介より)
朗読したのは、俳優の橋本淳さんと齋藤里菜さん。燃え殻さんたってのオファーとのことだ。二人の朗読で、どのような"夏"が生まれたのだろうか。
〈燃え殻さんコメント〉
『これはただの夏』の登場人物たちには、他の作品以上の親近感を持っていました。ですので、オーディブル化が決まって、正直心配が半分以上ありました。結論からいうと、橋本淳さん、齋藤里菜さんに心からの感謝を贈りたいです。オーディブルを聴いたあと、あの登場人物たちに、より一層の親近感を抱くことができました。本当にありがとうございます。
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