主婦と生活社から、『暮らしのおへそ』というムックが発行されているのをご存じだろうか。
その人だけが持つ習慣、その人の根っこを作るものを「おへそ」と呼び、さまざまなジャンルで活躍する人の「おへそ」を切り口に、生き方や暮らし方を紹介している。
年2回発行され、2021年8月30日、最新刊の32号が発売された。
取材を続けて早くも16年が経ち、32冊目となった今回はカバーも一新され、また新たな気持ちで「おへそ」に向き合った1冊となっている。
おへそ=習慣
朝早く起きて、ウォーキングに出かける。
たったそれだけで、
朝焼けの空に驚き、道端に咲く花を見つけ、
体力がついて疲れにくくなり、
心と頭がクリアになります。
この本では日々の習慣を「おへそ」と呼んでいます。
私の毎日なんて、今さらもう変わりようがないさ。
そう感じたら、おへそ=習慣を変えてみませんか?
毎日たんたんと自分の「おへそ」を繰り返すことで
足もとにささやかな変化を積み上げる......。
それが、人生を変えることなのだと
信じていたいと思います。
「暮らしのおへそ」編集ディレクター 一田憲子
巻頭スペシャルインタビューに登場したのは、東京2020パラリンピック開会式でパラ楽団のボーカルとして美しい歌声を披露したミュージシャンの坂本美雨さん。両親が坂本龍一さんと矢野顕子さんという偉大なミュージシャンのため、「音楽は好きだったけど、自分に才能なんてないと思っていた」と語る。
しかし、自身が娘を持ったことで歌うことと暮らすことが違和感なく繋がるようになったそう。そんな坂本美雨さんの「おへそ」とは一体......?
次にご紹介するのはモデルである山 葉子さんの「健やかなおへそ」だ。
最終オーディションで落ちてしまう自分は、跳ね返す力が足りていないと考えた山さん。そこで自分の軸を持ってYes/Noを言えるようになりたいと、キックボクシングを始めた。すると「私はこれをやりません!」を口に出せるようになったそうだ。
定年後、新しい人生を切り開くために長野県安曇野に移住したファッションコーディネーターの徳田民子さんが持っていたのは「片づけのおへそ」。「身軽に暮らすこと」を意識して、見渡せる収納を取り入れたところ、自分の好きなものがより明確に分かるようになったそうだ。
「あたらしい日常料理 ふじわら」の代表である藤原奈緒さんは、逆に「おへそ」を緩めてみた。いくらやってもまだまだだと感じる自分に対して、登り続けることをやめることでやっとゴールなき道を抜け出せたと語る。
他にも、陶芸家・岡崎裕子さん、投資家・藤野英人さん、インテリアデザイナー・小林マナさん、フリーランスPR、編集者の森祐子さん、モデル・香菜子さん、「オージャステーブル」鈴木恵美子さん など個性豊かな「おへそ」を紹介している。
本誌のラインナップは下記の通りである。
第1章/健やかなおへそ
第2章/片づけのおへそ
第3章/ゆるめるおへそ
バッグの中身
自分のおへそは何だろう?暮らしのありようを思わず見つめなおしたくなる『暮らしのおへそ』。
リフレッシュしたくなった時に読んでみては?
ちなみに、本誌のカバー写真は誰なの?手に取ってのお楽しみ!
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