まれに、お母さんのおなかの中にいた頃の「胎内記憶」を持つ子どもがいるという。飛鳥新社から発売された『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる!胎内記憶ガールの日常』は、そんな子どもを持つ母親目線のコミックエッセイだ。
著者は、3人の娘を育てる漫画家の竹内文香(あやか)さん。自身のSNSに長女"ひぃちゃん"の「おかあさんのおなかの中、覚えてるよ!」「生まれる前はお空の上にいたよ!」といった不思議な発言や体験をマンガにして載せたところ、子育て世代を中心に「生まれる前の記憶がスゴすぎる」「つらい流産経験から立ち直れそう」「うちの子も同じ!」と感動と共感を呼び話題になった。本書は、そんな話題のSNSから生まれた1冊だ。
ひぃちゃんは、知らないはずの第一子の流産体験を言い当てたり、「妹とはお空のセカイではお友だちだった」と言ったり、人は死んだらどうなるか教えてくれたり、なんでそんなことを知っているの? という驚き発言を連発。
以下の2枚の画像は、『おかあさん、お空のセカイのはなしをしてあげる!胎内記憶ガールの日常』(飛鳥新社)より。ひぃちゃんは2人目の妹(三女)がおなかの中にいることを、誰よりも早く気が付き、言い当てた。飛鳥新社のホームページ上で、担当編集者は、以下のようにコメントしている。
「見ることのできないセカイがあるなんて信じられますか。そこは住民がみんな赤ちゃんだというお空のセカイ。信じる人もいれば信じない人もいますよね。真偽を追求したい人もいるかもしれません。(中略)わたしたちは誰もが母親の胎内を経験しはたまたお空のセカイにいたかもしれません!あの頃気になったなぜ?どうして?を思い出しながら、いまはもう見ることができないセカイをのぞいてみてください。真偽の追求はせず、【胎内記憶ガール】のお話を楽しんでいただき、考え方が少しでも豊かに明るい方向へむかっていただけたら幸いです」
ひぃちゃんの素直な言葉を通して「見えない世界」の存在を信じたくなる。心が温まる一冊。
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