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「赤ちゃんが欲しい」妊娠をめざすならやるべき10のこと

 妊活情報誌「赤ちゃんが欲しい2020夏」(主婦の友社)が発売されている。特集は、「妊娠をめざすならやるべき10のこと」で、生殖医療専門医の松林秀彦さん(リプロダクションクリニック東京)が記事を監修した。

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画像は、舟山久美子さんが表紙を飾る「赤ちゃんが欲しい2020夏」(主婦の友社)

 松林医師は「妊娠への最短距離は毎日セックスすること」と力説し、次のようにも話している。

「冗談のように聞こえるかもしれませんが、性交渉の回数が多いほどが妊娠には有利。毎日が難しければ、2〜3日に1回になっても大丈夫。とにかく排卵日周辺だけでなく、日常的に夫婦生活を持ちましょう」

 同誌が2020年4月にメルマガ会員を対象に実施したアンケートによると、セックスの頻度が月1回未満から1回程度というカップルは38.9%。また、「セックスをしないで赤ちゃんを授かりたいと思うことがある」女性は55.5%もいた。

 赤ちゃんは欲しいけど、頻繁にセックスをするのはつらいという人もいる。誌面ではそんな妊活カップルへ向けた専門家のアドバイスも掲載している。また、松林医師による"セックス後のおすすめの姿勢"も図解されている。セックスのあと逆立ちすると妊娠するという都市伝説は忘れて、医師のアドバイスに耳を傾けてみては。

 また、このところの新型コロナウイルス感染拡大に伴い妊活をとりまく環境も激変している。いまの妊活について、婦人科、不妊治療専門医のほか、予防医療コンサルタントや生殖心理カウンセラーがコメントしている。不妊治療卒業生の杉山愛さん、東尾理子さん、保田圭さんからのメッセージも掲載されている。

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画像提供/田園都市レディースクリニック

 さらに、着床前胚染色体異数性検査(PGT-A)についての情報もある。PGT-Aは日本産科婦人科学会が認定した実施施設で受けられる。胚盤胞から、将来、胎盤になる部分の細胞を採取し、解析施設に検査を依頼。解析結果は日本産科婦人科学会が判定する。その方法や対象者、メリットとリスクについてPGT-Aの実施施設である田園都市レディースクリニック河村寿宏院長に取材している。

 妊娠をめざす人にとっては1周期ごとが真剣勝負。専門家らの意見や最新情報を知って、妊活プランに役立てたい。


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