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子どもの「心の強さ」は親次第!? 和田秀樹さんが教える子育てノウハウ

 精神科医で長年受験・教育に携わり、『自分は自分 人は人』(三笠書房)、『受験は要領』『勉強できる子のママがしていること』(共にPHP研究所)など多数の著書を世に送り出してきた和田秀樹さん。

 2020年7月17日に単行本『「心が強い子」は母親で決まる!』(三笠書房)を上梓した。曰く、「子どもの心の成長にとって、傷つき、傷つけられる経験は絶対に必要なことだが、少しでも何かがあると心がポッキリ折れてしまう子どもが増えている」という。

画像は、『「心が強い子」は母親で決まる!』(三笠書房)
画像は、『「心が強い子」は母親で決まる!』(三笠書房)

 心の強さは、人生で何度も訪れるであろう「上手くいかなかった時」に頑張れる力になる。たとえば苦手な勉強やスポーツを克服したり、友だちとの関係に悩んだ時に自分で解決したりできる。それは大人になっても自分自身を守り、厳しい競争社会を生き抜くための力にもなるだろう。

 「心が強い子の母親」がしていることは何か、頑張る心は「いい親子関係」から生まれる、「自分に負けない心」は家庭で鍛えようといった、強い心の育み方を伝えている。

 子どもにきちんと本音と建前を教えることも重要で、例えば、友だちの悪口を言っているのを聞いたときは、「言っちゃダメ」ではなく、「外で悪口を言うとお友だちに嫌われるよ」と言い方を変える。子どもが感じたことや価値観を否定するのではなく、それを吐き出す場面を心得るように教えることで、自分の本音や沸き起こる感情は大切にしながらも、周囲と良好な関係を築けるようになっていく。

 和田さんは、小学生時代は問題児と言われていたそう。そんな和田少年が中学受験の壁を乗り越え、現役で東大医学部に合格し、アメリカ留学で精神科医としての地歩を固めることができたのは、親、特に母親のおかげだという。本書ではそんな自身の経験談を交えながら語られている。

 本書は、2010年に発売した同タイトルの文庫を今の時代に合わせて加筆・修正したもの。新たに書き下ろしたコラムもある。我が家の子育て、いまのままで大丈夫かな? と思ったらチェックしてみては。子どもが巣立つとき、「この子なら大丈夫」と安心して見送りたいものだ。


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