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包丁・レンジ不要! 時短&ヘルシーなほったらかしごはん

 自炊に挫折したのは何度目だろう。実家を出てひとり暮らしを始めたとき、外出自粛で外食しにくくなったとき、ダイエットを始めたとき......タイミングは数あれど、その後、自炊を継続できたことは記者の場合、1度もない。

画像は、『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)
画像は、『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)

 同じような悩みをもつ人にとって、救世主となりそうなレシピ本『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)が、2020年7月16日に発売された。

「料理は時間がかかるし、洗い物が大変」「仕事から帰って、包丁を握るのがしんどい」

 そんな切実な声に応え、料理初心者や、忙しくても体にやさしいごはんを食べたいと思っている人向けに登場した本書は、「包み蒸し」シリーズ第2弾にあたる。

 第1弾の『朝8分 ほったらかし弁当』(世界文化社)は、クッキングシートで食材と調味料を包み、フライパンで8分蒸すだけのお手軽調理で話題となったレシピ本である。働きながら毎日の家事をこなす人の支持を受け、たちまち人気作となった。

画像は、『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)より。「ほったらかし」でもおいしくできるのは嬉しい
画像は、『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)より。「ほったらかし」でもおいしくできるのは嬉しい

 第2弾の『ほったらかしのやせごはん』も、調理と片付けが圧倒的に楽な「包み蒸し」レシピを網羅している。レンチンのような加熱ムラや、鍋で焦げつかせるなどの失敗もなし。前作に引き続き、材料を切ってクッキングシートに包んで蒸すだけでおかずが完成する。キッチンバサミを活用し、主食を除いた主な食材は2種類だけ。自炊初心者には嬉しい、節約・時短ごはんが簡単に作れる。

画像は、『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)より。100~300キロカロリー台のレシピが多い
画像は、『包み蒸し8分 ほったらかしのやせごはん』(世界文化社)より。100~300キロカロリー台のレシピが多い

 もうひとつのメリットは、1つのフライパンで2品を同時調理できることだ。主菜と副菜から好きな2品をコンビにして、同じフライパンにポンッと入れるだけ。100~300キロカロリー台のおかずをメインに、栄養バランスの良いレシピが多数紹介されている。

 さらに、全てのレシピにエネルギーや糖分・糖質量が記載されているので、無理なくやせたいひとりごはんに最適だ。本書の目次は以下の通り。

<目次>
・がっつり食べたい空腹メインおかず35
・加工食品でラク早おかず25
・ほぼノンオイル!ごはん・麺・パン14
・野菜のラクうまサブおかず34
・自炊生活のスタートを応援!

 自分で作りたい気持ちはあるが、どうしてもめんどくさい。記者のような人にはまさにぴったりのレシピ本だろう。


 

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