全国の小中学校における不登校の子どもの数は、8年連続で増加し、2020年度には過去最多の19万6127人。中学生の24人に1人、小学生の100人に1人いることになる。
学校に行きたくない、と思う子どもたちとその家族に向けた『マンガで読む 学校に行きたくない君へ』(ポプラ社)が2022年8月10日に刊行される。
宮本亞門さん、サヘル・ローズさん、山田ルイ53世さん、田口トモロヲさん、内田樹さん、町田そのこさん、キンタロー。さんら著名人16名が、自身が経験したいじめや不登校を経て、自分の生き方をどう見つけたのかが描かれている。実体験だからこそ、いま学校に行きたくないと思う子どもたちにそっと寄り添えるヒントがあるはずだ。
■マンガに登場する方たちからのメッセージ
悔みすぎず、まっすぐ前を見て歩いていく。
キンタロー。さん
自分にウソをつかなくてもいい。
宮本亞門さん
どんな境遇だろうが、人間は可能性に溢れている。
サヘル・ローズさん
なりたい自分よりなれた自分。そうやって一歩ずつ進んでいく。
山田ルイ53世さん
没頭できるものがひとつでも見つかったら、それにすがって生きてみる。
田口トモロヲさん
目の前のことを受け入れ取り組むことが、人生にとって最善の道になる。
内田樹さん
あなたの事を認めて好きでいてくれる人は必ずいる。
町田そのこさん
著者の棚園正一さんは、自身の不登校経験を描きながら、改めて「不登校の原因・理由は様々で、どうしたらいいかという正解や特効薬なんてない」と気づいたという。
「だからこそ『マンガで読む 学校に行きたくない君へ』が少しでもみなさんのヒントになれば嬉しいです。」
■棚園正一(たなぞの・しょういち)さんプロフィール
1982年、愛知県生まれ。13歳の時にマンガ家・鳥山明氏に出会い、マンガ家を志す。著書に、不登校だった自身の経験を描いた『学校へ行けない僕と9人の先生』『学校へ行けなかった僕と9人の友だち』などがある。NHK『ウワサの保護者会』をはじめメディア出演も多数。不登校をテーマとした講演も各地で行っている。
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