ダイエットで体重が減っても、見た目はスッキリしていない気がする......。そんな経験をしたことがある方もいるのではないだろうか。そんな時は、「姿勢」を見直してみると解決するかもしれない。
2021年4月21日『おうちで簡単くびれ作り リブトレ』(ダイヤモンド社)が発売された。本書では、ボディメイクのカリスマ・森拓郎さんが美しいボディラインの作り方を紹介してくれる。
この「ダイエットしたのにやせて見えない問題」。森さんによれば、姿勢、すなわち「骨格」がカギとなるという。たしかに、猫背だったり、いつも何かに寄りかかっていたりすると、スッキリと美しい印象は受けない。
姿勢をよくする=骨盤矯正、と考えがちだが、森さんに言わせれば、最初に取り組む場所はろっ骨=rib(リブ)なのだという。
ろっ骨は骨盤や背骨より動かしやすく、トレーニング効果が出やすい。さらに、ろっ骨に柔軟性が出て角度がまっすぐに矯正されれば、背骨や骨盤も揃いやすい。
そして、頭→ろっ骨→骨盤が一直線になる姿勢がとれるようになればこっちのもの。自然とウエストがくびれ、フェイスラインが引き締まり、アンダーバストが細くなり、二の腕が引き締まる効果があるという。さらに、バストアップとヒップアップにもつながるのだとか。
リブトレ効果で、次のような変化が出るという。
・小顔になる
・バストが上向きに
・ウエストがくびれる
・下腹が引き締まる
・腰痛が消えていく
・ハリのあるデコルテに
・首こり・肩こりにサヨナラ
・血行がよくなって肌に透明感がよみがえる
・背中のブラのハミ肉が消える
また、自分のろっ骨の状態を今すぐチェックできる方法を紹介しよう。あなたは、美しいリブ(美リブ)保持者だろうか。
1.まっすぐ立ってバンザイ
→手がスッと上がれば美リブ!
2.座り姿勢からゆっくりと寝る
→背中の骨がひとつずつ床についていく感じがすれば美リブ!
難しいという人も落ち込む必要はない。リブトレをすると簡単に変化するという。
本書のプログラムは1日5分でできるものばかり。4週間続けると美ボディに近づくという。
ここで、リブトレ4週間プログラムの中から、1st weekの「ろっ骨が動き出して呼吸がしやすくなる超基本のストレッチ」を紹介しよう。
1.首の前側をストレッチ。縮こまった首の前側をほぐす。
2.首の前側エクササイズ。頭を支える筋肉を鍛える。
3.首の後ろのエクササイズ。縮こまった首の後ろ側を2ステップでしっかりほぐす。
4.壁押しストレッチ。ろっ骨の全景をほぐしてたくさん空気を吸えるようにする。
5.片手バンザイエクササイズ。ろっ骨の後ろ側をほぐしてもっとたくさん空気を吸えるようにする。
首筋や背筋が伸びている感じがして気持ちがいい。1日5分で理想的な体を手に入れられるリブトレ。忙しくても、これなら習慣化できそうだ。
■森拓郎さんプロフィール
運動指導者、フィットネストレーナー、ピラティス指導者、整体師、美容矯正師。大手フィットネスクラブを経て、2009 年、自身のスタジオ「rinato」(加圧トレーニング&ピラティス)を東京・恵比寿にオープンし、ボディメイクやダイエットを指導。足元から顔までを美しくするボディワーカーとして、運動の枠だけにとらわれないさまざまな角度からボディメイクを提案する運動指導者として活動している。ボディラインを重視したキメ細かいボディメイク指導に定評があり、ファッションモデルや女優など、有名人からの信頼も厚い。
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