読むべき本、見逃していない?

膣トレ、妊活にも。くびれ奪還! 斬新かつ最強の「春画ヨガ」

春画ヨガ

 「春画を観ながらねじる! のばす! すぐにくびれて女性ホルモンUPする最強ヨガ!!」――。なにやら常識を覆すヨガ本が出版された。

 日本女性ヘルスケア協会長・鈴木まりさんの著書『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)は、鈴木さんが「少ないポーズ数で効率よく!」「くびれと子宮を強化できるヨガを!」との思いで開発した「春画ヨガ」全25ポーズを紹介した一冊。

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『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)
 「春画ヨガには、東洋医学の英知が詰まっています。そして何より、これまでのどんなエクササイズよりも、楽しんで続けることができるはずです」

お尻とくびれの黄金比

 「子宮とくびれ」とあるが、実はこの2つには深い関係があるという。オランダのとある人工授精クリニックの調査によると、不妊症になりやすい女性の多くがヒップとウエストの差が少なかったそうだ。

 理想は、ヒップに対してウエストが0.7の比率でくびれていること。このくびれが0.1増えるごとに受胎率が30%ダウンするという。

 「くびれをつくるということは、子宮のあるお腹周りの筋肉を強化し、血巡りを促し、子宮のパフォーマンスを上げることにつながります。そうすると、女性ホルモンの分泌も促されます」

「笑い絵」とも呼ばれた

 それにしても、なぜ「春画」×「ヨガ」なのか。なんでも、「春画の歴史をさかのぼると、それは古より伝わる養生法であり、ヨガの原型でもある」という。

 インドの『カーマ・スートラ』は、神々が200ポーズほどの交わりをもって性愛の教えを説いた書。これが中国を経由して日本に伝わり、日本最古の医学書『医心方』には、様々な体位を駆使した男女の交わりが治療法として記されている。それが「春画」として発展したそうだ。

 「江戸時代の春画は別名『笑い絵』とも呼ばれ、大衆に笑いを提供していたコンテンツでもあります」

 なんとも意外な事実である。「春画」に描かれた女性の9割は遊女ではなく、ごく普通の町民。幼子に授乳しながら浮気する人妻、いつもと違った体位に挑戦する中年夫婦、商家の女中と店で働く男の密会......など、「春画」のストーリーは江戸庶民の「あるあるネタ」だったという。

「春画ヨガ」の凄いところ

 本書を開くと、左右のページがペタッと机に置かれ、手で押さえる必要がないことに気づく。これは本を開いたままエクササイズできるようにと、「パカッと開きやすい製本」(背表紙がない仕様)にしたそうだ。

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『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)P10・P11「春画ヨガの嬉しい8大効果」より。

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『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)P38・P39「曜日別・効果別メニュー」より。

 本書は「序章 子宮とくびれの知られざる関係性」「第1章 準備編――春画ヨガを始める前に」「第2章 実践編――まずは1日3ポーズから」「第3章 応用編――体調がすぐれない時の処方」の構成。見開きで1ポーズを取り上げ、「春画」の解説、ポーズのやりかた、ポイント、効果を紹介している。

 慣れるまでは「1日3ポーズ」「2日に1回」でOK。大事なのは「定期的に行う」こと。ちなみに鈴木さんの場合、月2回(それぞれ全25ポーズを一通り)のペースで行っただけで、半年を過ぎた頃には10キロ減量していたという。

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『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)P40・P41「振袖の遊女」より。

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『子宮とくびれを強化する 春画ヨガ』(飛鳥新社)P52・P53「春夜」より。

 ここでは、葛飾北斎の作品2点を紹介した。このポーズは載せてセーフだろうか......と躊躇するほど、性の営みの描写が直接的である。

 ヨガ本であることを忘れてまじまじと観察しているうちに、「春画」が「笑い絵」と呼ばれていたのもうなずける気がした。男性器と女性器が「明らかに冗談すぎるサイズ」で描かれているのが「春画」の特徴なのだとか......。そんな「春画」と同じポーズをとる「春画ヨガ」もまた、笑いの要素がある。

 「春画ヨガの凄いところは、セックスをした時のようなカラダの引き締め効果やストレス発散感を実感していただけることです。(中略)そして何より、春画には『笑い』のパワーがあります」

 浮世絵の女性たちのくびれたウエスト、隆々となまめかしいヒップを見習い、「春画ヨガ」生活をスタートしてみるのも面白そうだ。


■鈴木まりさんプロフィール

 日本女性ヘルスケア協会長。株式会社ロサ代表取締役。JOHORETCH(ジョホレッチ)開発者。日本アーユルヴェーダ学会員。アーユルヴェーダマイスター(日本セラピスト&マイスター協会認定)。国際浮世絵学会員。国際薬膳師、中医薬膳師。アーユルヴェーダサロンROSAでセラピスト、心のカウンセラー、ジョホレッチインストラクターとしても活動。クライアントは1万名を超え、リピート率は80%を超える。コラム執筆、雑誌監修、著名人やタレントなどのプライベート指導も行う。著書に『48手ヨガ 江戸遊女に学ぶ女性ホルモンと体力活性法』(駒草出版)、『膣活!カーマスートラヨガ』(KADOKAWA)、『膣ヨガ』(宝島社)。


※画像提供:飛鳥新社

 
  • 書名 春画ヨガ
  • サブタイトル子宮とくびれを強化する
  • 監修・編集・著者名鈴木 まり 著
  • 出版社名飛鳥新社
  • 出版年月日2021年3月28日
  • 定価本体1300円+税
  • 判型・ページ数A5判・112ページ
  • ISBN9784864108225

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