10月30日発売の「AERA(アエラ)2023年11月6日号」(朝日新聞出版)では、「虐待サバイバー 苦しみは続く」と題して、虐待やDV、性暴力などの被害を生き抜いた「サバイバー」当事者の声を取り上げている。
たとえば、俳優で文筆家の睡蓮みどりさんは、レイプ被害の傷に苦しみつづけている。昨年、ある映画監督からレイプされたことを告発したが、SNSやメールで「売名行為だ」「枕営業だろう」といった心ない言葉を投げかけられた。
もっとも辛いのは、「自分の身に起きたことが、自分の人生だと思えないこと」。心が辛い現実に耐えられないからなのか、レイプ事件を含む過去のセクハラを、自分事として感じられないという。睡蓮さんは、「いつか自尊心を取り戻して、人間らしく生きたいです」と、切実な想いを語っている。
記事ではこのほか、親からの虐待やDVの当事者に、被害が終わった後も続く「その後の苦しみ」について聞いている。
巻頭特集「「レトロ沼」にはまる」では、レトロブームをピックアップ。アニメ「シティーハンター」のエンディングテーマを担当したTM NETWORKの3人、小室哲哉さん、宇都宮隆さん、木根尚登さんへの貴重な独占インタビューも実施。「Get Wild」など1980年代のJポップの特質が語られている。
表紙には、ドラマ「いちばんすきな花」に出演する神尾楓珠さんが登場。クアトロ主演となる共演者の多部未華子さん、松下洸平さん、今田美桜さんとの撮影時のエピソードを語っている。松下洸平さんがホストを務める対談連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、お笑いトリオ「東京03」の3人がゲスト。その「コント師」としての想いを松下さんが聞いている。
今号では、以下の記事も掲載。
再び反米テロの可能性 イスラエル・パレスチナ問題
母親の負担が大きすぎ 子ども放置禁止条例騒動にみる日本の子育て
苦手に挑戦で脳が再成長 スワローズ推し55歳記者が阪神の応援席に
"港区女子"とは何者か
進化は続くよプラレール
クラシックの曲名思い出せない問題 「鼻から牛乳」はバッハ
若きピアニスト・藤田真央 旋律と戯れる
トップの源流 日産自動車・内田 誠 社長兼CEO
武田砂鉄 今週のわだかまり
ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
大宮エリーの東大ふたり同窓会 ゲスト・松本紹圭さん回ふり返り
現代の肖像 ロジェリオ五十嵐ヴァズ・Bar TRENCH チーフバーテンダー
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