20代だろうと70代だろうと、漫画は楽しい。とはいえ、いくつになっても楽しめる作品は、なかなか限られてしまうのが実情だ。そこで今回は、BOOKウォッチ編集部の20代記者が選んだ、「何歳になっても面白い漫画」3作品を紹介する。
『昭和天皇物語』(能條純一 作/半藤一利 原作/永福一成 脚本)
昭和天皇を主人公として20世紀の日本の歴史を描いた作品。欧米列強に肩を並べる大国への成長から戦争への道のり、焼け跡からの復興まで、日本という国家の歩みを昭和天皇とその周辺の人物を軸に描き出す。今年亡くなられた半藤一利さんの著書『昭和史』をもとに描かれている。
『ランド』(山下和美 作)
山に囲まれて外界から隔絶された農村を舞台とした作品。様々な禁忌がある村で生まれ育った少女・アンが村のしきたりに疑問を持ったことをきっかけに、村に潜む秘密や矛盾を知ってしまう、という物語。今年4月に発表された「第25回手塚治虫文化賞マンガ大賞」で大賞を獲得した。
『宇宙兄弟』(小山宙哉 作)
幼いころから宇宙に強い憧れを抱く兄弟が、宇宙に関わる様々な問題に立ち向かい、奮闘する。夢を追うことへの苦悩や挫折、それを乗り越えての成長など、キャラクターの豊かな感情が魅力的。宇宙にまつわる専門知識も面白い。
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