人生を左右する一大イベント、結婚。うまくいけば幸せになれるが、一歩間違えると耐えきれないほどの苦痛を味わう羽目になってしまう。そこで今回は、BOOKウォッチ編集部が選んだ、「悲惨な結婚」を描いた3作品を紹介する。
『ただ離婚してないだけ』(本田優貴 作)
正隆と雪映は、完全に関係が冷め切った夫婦。不倫をしていた正隆はある時、セフレの萌(17才)を妊娠・中絶させてしまう。萌はショックを受けてストーカー化、家にまで押し入ってくる。それに対して2人がとった行動は----。夫の自業自得ともいえる行いをきっかけに日常が崩壊していく。
本作は、テレビ東京で水曜深夜の「ドラマホリック!」第7弾としてドラマ化が決定。Kis-My-Ft2の北山宏光さんと中村ゆりさんが夫婦役で初共演する。「史上最も恐ろしい不倫サスペンス」だ。
『はじまらない結婚』(木村イマ 作)
「夫さん、浮気してますよ」。結婚式当日に新婦・陽(よう)が目にしたのは、バスローブ姿の幼馴染・星(あかり)と、その横でいそいそとベルトを締める夫・木(もく)の姿。思えば子供を授かったときも、変わっていく自分の横で、夫は相も変わらず能天気にしていた。「産んでください」と泣いて懇願したのは、夫だったはずなのに。だけど私たち、きっとやり直せるはず----。おもわず「早く別れたほうがいいよ」と口に出したくなる。
『離婚時代』(芥真木 原作/ひびきゆうぞう 作画)
表向き離婚コンサルタントをしている羽島裕介は、実はありとあらゆる手を使って夫婦を別れさせるスゴ腕の離婚屋。秘書の葉月ルイ子とともに、奇想天外な手を使って夫婦を別れさせていく。各話に出てくる夫婦の問題が生々しい。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?