中華料理といえば、「こってり」「味が濃い」「油をたくさん使う」といったイメージがあるのではないだろうか。実は、中国の家庭料理は全てが逆だった!
note「おうちで中華」が人気の中華料理愛好家・酒徒(しゅと)さんの初めての料理本『手軽 あっさり 毎日食べたい あたらしい家中華』(マガジンハウス)が、2023年10月19日に発売される。
酒徒さんは、1990年代から中国全土の食を調べ始め、北京・広州・上海に10年間在住して2019年に帰国した。現地の味をそのまま再現する「おうちで中華」のレシピは話題を呼び、WEBマガジンの発行部数は1万部を超えている。
本書に収録しているレシピは78品。どれも調味料も油も少なくやさしい味の家庭料理で、毎日食べられる。材料が入手しやすく、手間なく作れて失敗も少ない料理が厳選されている。SNSで話題になったレシピも多数収録。書籍化に当たって全品に分量がつき、手順なども見直された。また、料理紹介文にボリュームがあり、食エッセイとしても楽しめる。
中国の広大な土地では、地域によって料理の傾向が全く違う。各地の料理のバリエーションを紹介したマップも掲載している。本書をきっかけに、中華料理の奥深い世界を覗いてみるのはいかがだろうか。
〈酒徒さんコメント〉
中国では昔から食べられているけれど、日本ではあまり知られていない家庭の中華料理。既存の中華のイメージをくつがえす、新鮮でホッとする味わいの中華料理。そんな料理を集めた本なので、「あたらしい家中華」です。日本向けのアレンジは排して、現地で感動した味をそのまま再現できるよう努めました。四半世紀の中国食べ歩きを経て、我が家の定番になった料理たち。皆さまの食卓でも常連にして頂ける料理がきっとあると思います。
■酒徒さんプロフィール
しゅと/中華料理愛好家。初中国で本場の中華料理に魅入られてから四半世紀、中国各地の食べ歩きをライフワークとしている。北京・広州・上海に10年間駐在し、2019年帰国。本場で知った手軽に作れる本格中華料理レシピを紹介するnoteの「おうちで中華」マガジンは、発行部数1万部超。SNSに投稿する料理写真がちょくちょくバズり、dancyuの中華特集にも呼ばれるほど人気に。美味しいもの好き著名人が激推しの知る人ぞ知る「吃貨酒鬼(食いしん坊の飲んだくれ)」。
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