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メリハリボディに必要なのは、「まくら」!? 50~60代にもおすすめ画期的ダイエット

まくら体操ダイエット

 今度こそダイエットを成功させたい! そう意気込むものの、毎日ジムへ通うのが面倒だったり食事制限が続けられなかったりと、挫折してしまう要因はあちこちに潜んでいる。

 それなら、時間も場所も自由で、食事制限も必要ないダイエット法ならどうだろう?


 2023年2月16日に発売された『まくら体操ダイエット』(あさ出版)は、そんな画期的なメソッドを解説している。

「まくら体操」とは、腰と首の下にバスタオルで作ったまくらを置いて仰向けになり、脚や頭をフリフリするだけ......というとても簡単な体操。まずは1日5分から始められ、やせづらいといわれる50代、60代でも10キロから20キロやせる人は珍しくないという。

イラスト:あかませいこ
イラスト:あかませいこ
イラスト:あかませいこ
イラスト:あかませいこ

 その詳しいメソッドが、豊富な写真やイラスト付きで解説されている本書。著者のいちい葉子さんは、女性専用の整体治療院で施術をする傍ら、都内で「からだデザイン研究所」という教室を運営し、一生涯使えるセルフケアなどを指導している。

 今回は本書から抜粋し、「まくら体操ダイエット」を実践するときに押さえるべきポイントを全3回にわたり見ていく。まずは、まくら体操によって目指す「理想の体型」を理解した上で、この体操のメリットを知っておこう。

運動神経は一切いらない

 漠然と「やせたい」と思ってはいても、実際のところただ体重を減らせばいいと言うものではない。本書では、「ポイントは体重よりも骨格」だとして、まくら体操によって目指す理想の体型を次のように述べている。

「『まくら体操』では、カーブを描く腰のラインに続いておしりがしっかりとあり、キュッと上がっている理想の体型が、美しさの基本だと考えます」
メリハリボディを目指す イラスト:あかませいこ
メリハリボディを目指す イラスト:あかませいこ

 バストとおしりには女性らしい、カタチのいい丸みを帯びたお肉がついていて、ウエストはキュッとしまっている。手脚はほどよい脂肪と筋肉に包まれ、ムダのない動きができ、すっと伸びている。触るとあたたかく、けれど芯はしっかりして中心に力が集まる軸のとれた体。これが、本書で理想とされる体型である。

健康的な体のポイントは、体重より「骨格」 イラスト:あかませいこ
健康的な体のポイントは、体重より「骨格」 イラスト:あかませいこ

 メリハリボディを可能にするまくら体操を続けていくと、こんなメリットが。

1. どんな体型の人でもスタイルアップが叶う
2. 年齢や性別、運動神経は関係ない
3. 自宅で自分のペースで好きな時間に取り組める
4. 今までやってきたセルフケアや治療の効果がアップする
5. 食事制限はないため、ストレスからの過食や拒食が治まる

 特に嬉しいのは、年齢や運動神経に関係なく誰でも気軽に始められるところ。ボールを投げたり走ったりすることはないので、センスや運動神経は一切関係ない。ヨガや新体操のように難しいポーズをとることもないので、体が硬くてもできる。だから、体力に不安のある人や年配の人、運動が嫌いな人でも取り組めるのだという。

 必要なのはバスタオルで作るまくらだけなので、時間も場所も選ばない。ただし、週に1度、1時間トライするより、5分でもいいので毎日実践するほうが効果的とのこと。

 次回はいよいよ、実際にまくら体操に取り組むときの具体的な手順を確認していこう。


■いちい葉子さんプロフィール
いちい・ようこ/からだデザイン研究所代表、まくら体操セラピー創始者、整体指導士・井本整体人体力学体操指導者。女性専用の整体治療院で施術をする傍ら、ホリスティックセルフケアスクール 「からだデザイン研究所」を東京都渋谷区で運営。自分の体型・体質の変革をもとに、整体の理論技術をシンプルで誰でもできる骨格改造の体操 「まくら体操セラピー」として完成させた。20年で3万人に指導し、コロナ禍でレッスンを完全オンライン化したところ、日本国内にとどまらず、アジア、ヨーロッパ、北米など受講者は世界に広がった。現在の指導者数は年間約3000人。


※画像提供:あさ出版


 
  • 書名 まくら体操ダイエット
  • サブタイトル3万人が効果を実感!骨格を整え、どっさり脂肪を脱ぎ捨てよう!
  • 監修・編集・著者名いちい 葉子 著、高村 学 監修
  • 出版社名あさ出版
  • 出版年月日2023年2月16日
  • 定価1,430円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・144ページ
  • ISBN9784866674858

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