ホラーやスピリチュアルをテーマにした女性向けコミック誌「HONKOWA-ほんとにあった怖い話-」(朝日新聞出版)では、霊能者の寺尾玲子さんが読者の相談に応じている。降霊、供養、霊障解決まで、その内容はさまざまだ。
寺尾さんが2009~2019年の間に回答した相談から、抜粋して一冊にまとめた本『霊能者・寺尾玲子の心霊質問箱』(朝日新聞出版)が発売された。
本書から相談内容をほんの一部ご紹介しよう。
《相談》福岡県 T・Tさん
昨年の春に、息子の嫁のHちゃんが二十歳の若さで亡くなりました。息子夫婦は結婚してすぐに子供ができました。そして出産となり、Hちゃんは分娩室に元気に入っていって帝王切開で男の子を出産しました。その後、容体が悪くなって心臓が止まり、大学病院に搬送されて集中治療室でHちゃんは九日間がんばってくれましたがだめでした。羊水塞栓症でした。
Hちゃんは子供を産んだことや、自分が死んだことをわかっているのでしょうか?
《答》
あなたをご心配させてしまうようでとても気が引けるのですが、お嫁さんはまだご自分に起こってしまった不幸を受け止めきれていないご様子です。
(中略)ご心配されると思いますが、お嫁さんの魂はまだ病院にとどまっているように思います。お嫁さんのためには、お嫁さんが亡くなった病院に行って、玄関先で結構ですから名前を呼んで、そのままお家に連れて帰ってあげてください。そして家に帰ってきたことを仏壇に報告していただけませんか。そうすることが、お嫁さんにとって現実を受け入れる第一歩になります。
(本文より一部抜粋)
この他、霊能者はどんなお悩みをどう解決するのか。もしかしたら、あなたに役立つお悩み回答もあるかも......?
〈目次〉
第1章 家族のこと
第2章 供養のこと
第3章 宗教・霊能者のこと
第4章 物件・土地のこと
第5章 人間関係のこと
第6章 自死のこと
第7章 霊感体質のこと
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?