ジュール・ヴェルヌの不朽の名作『八十日間世界一周』の連続ドラマ化が決定した。スターチャンネルEX にて9月16日から独占日本初配信が開始される。
ヴェルヌは『海底二万里』や『月世界へ行く』『地底旅行』など数々の名作を生んだ19世紀フランスの作家で、イギリスのH・G・ウェルズ、アーサー・コナンドイルと並ぶ現代SFの開祖とされている。
『八十日間世界一周』は、ヴェルヌの代表作の一つで、1872年に発表した空想冒険小説。創元SF文庫版は1976年の初版から50年近く経つ現在までロングセラーとなっている。
1956年にマイケル・アンダーソン監督、デヴィッド・ニーヴン主演により同題で映画化されたことでも有名な本作。今回のドラマはBBCほか世界中で大ヒットし、続編制作が決まった冒険劇だ。主人公のフィリアス・フォッグを演じるのはイギリスの人気俳優デヴィッド・テナント。音楽は『ライオン・キング』『DUNE/デューン 砂の惑星』でアカデミー賞作曲賞を受賞し、『トップガン マーヴェリック』でも音楽を担当したハンス・ジマーが手掛けた。
タイトルは知っているけれど、どんな話かはよく知らない、あるいは覚えていないという方のために、ドラマ版のあらすじを紹介しよう。
1872年10月、英国の資産家フォッグは、80日間で世界一周ができるかどうか賭けを行う。
成功を疑う社交クラブの仲間たちをあとに、彼は従者パスパルトゥーと共にロンドンを出発。さらに女性ジャーナリストのフィックス(ドラマ版では原作の男性刑事から変更)も加わり、3人はドーバー海峡を渡って一路パリへ向かう。
しかし、障害に次ぐ障害が発生。気球・蒸気機関車・汽船・ラクダ...。あらゆる乗り物での大旅行となる。80日後のクリスマスイブまでに、ロンドンに戻ることができるのか。
1872年の刊行以来、世界中で愛されている不朽の名作。この機会に、ドラマと小説両方楽しんでみてはいかがだろうか。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?