芸能界最強の占い師・ゲッターズ飯田さん。彼の占いのすべてが詰まった本、『ゲッターズ飯田の「五星三心占い」新・決定版』(朝日新聞出版)が、11月30日に発売された。自分、家族、友人、気になる人まで、これ1冊で全員占えるという本書。今回、記者が実際に、この本を使って自分と両親を占った。
ゲッターズ飯田さんによる「五星三心占い」シリーズは累計700万部を突破し、シリーズの内容を1冊に集めた『ゲッターズ飯田の「五星三心占い」決定版』(朝日新聞出版)もベストセラーに。そんな前作『~決定版』だが、「むずかしい」との声も多かったという。そこで、本書『~新・決定版』は『~決定版』の全ページを見直し、構成、デザイン、イラストまで完全リニューアルした。
本書最大の特徴は、「3つの命数」。ゲッターズ飯田さんがこれまでメディアで明かしてこなかったノウハウだ。3つの命数は、生年月日から簡単に割り出せる。そこで今回は実際に、記者自身と記者の両親の生年月日を占ってみた。
まずは、記者自身の占いからリポートしよう。3つの命数は、生年月日に対応した一覧表に記されている。記者の命数は「25、30、26」だった。表の命数は第3、第2、第1の順で並んでいて、それぞれ第1の命数は幼年期~青年期に表れる「ベースとなる性質」、第2の命数は青年期~壮年期に表れる「個性」、第3の命数は壮年期~老年期に表れる「才能」を示す。記者でいえば、26が子ども時代の「ベースの性質」、30が働き盛りの「個性」、25が晩年の「才能」というわけだ。
また、3つの命数は必ず「1~10」「11~20」「21~30」「31~40」「41~50」「51~60」のいずれかに収まっている。これは五星三心の「三心」を表す。「三心」は一生変わらない「基本性格」であり、以下の6つに分けられる。
・1~10:羅針盤座
・11~20:インディアン座
・21~30:鳳凰座
・31~40:時計座
・41~50:カメレオン座
・51~60:イルカ座
記者は「21~30」なので「鳳凰座」だ。さらに同じ星座のなかでも、生まれ年が偶数ならば攻めタイプの「金」、奇数ならば守りタイプの「銀」に分かれる。記者は偶数年生まれなので、「金の鳳凰座」となる。
「金の鳳凰座」は、一言でいえば「忍耐強い情熱家タイプ」だそう。熱いか冷めているかでいえば断然熱いタイプだと自覚しているので、納得の結果だった。さらに「ひとりの時間が好き」「職人的な仕事に向いている」など、そうそう! と思う文言がいくつもあった。
記者の一生の基本性格は「金の鳳凰座」で、人生の時期によって下1桁が変化し、26→30→25と特徴が変わるということになる。命数の下1桁の1~0が「五星」。5つのタイプ×陰陽2種類を表す。
命数26は「我慢強い真面目な人」、30は「理屈が好きな職人」、25は「ひとりの趣味に走る情報屋」だそうだ。子どもの頃は今より大人しくコツコツ物事をこなすタイプだったし、今は理屈っぽくてひたすら好きなことに打ち込んでいるので、かなり当たっていると言える。第3の命数はこれからいつか表れてくる特徴なので、まだピンとこないが楽しみだ。また命数25の特徴は、記者の父に似ている気もする。
自分のあとは両親を占ってみた。両親は、近くで見ているように思えて、案外客観的にはわかりづらいもの。わくわくしながら命数の一覧表を見た。すると、父は「5、5、1」、母は「1、4、2」だった。なんと2人とも同じ「羅針盤座」だったのだ。全く違うタイプの2人だと思っていたが、案外似た者同士なのだとわかった。
「金の羅針盤座」の父は、第2・3とも命数が5。父に似ていると思った記者の第3命数25も、同じ下1桁「5」だった。命数5は、いろいろなことに詳しく、お調子者なところがあり、ネガティブで、部屋に無駄なものが集まりやすい人。まさしく記者の父そのものだ。一方、心配症でおしゃれ好きの母は「銀の羅針盤」。「マイナス思考の持ち主」、「上品なことに出費が増えるタイプ」と、こちらもずばりと当てられていて思わず笑ってしまった。
金・銀の羅針盤座は、どちらも真面目かつネガティブで、人が苦手。記者が実家を離れてからも必要以上に友人を増やさず、夫婦で肩を寄せ合うように暮らしている2人が目に浮かんだ。本書の巻末には相性診断もついており、両親は「似た者同士の2人。自然と仲よく」なれると書いてあった。2人が夫婦になったのは必然だったのかもしれない。
本書『~新・決定版』は、占いの専門用語や複雑な計算が一切ない。生年月日さえあれば、誰でもすぐに占える。占い結果を導くのは簡単な一方で、各タイプの解説はボリューミー。500ページを超える超大作だ。ある時期にタイプの陰陽がひっくり返る「裏運気」や、「やけ食いの星」「一言多い星」など各タイプがもつ特徴=「星」など、この記事でお伝えしきれない要素がまだまだたくさん盛り込まれている。ぜひ本書を手に取って、実際に自分や周りの人を占ってみてほしい。
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