新型コロナウイルスのニュースが毎日流れる日々。コロナ禍での生活が1年以上続き、対策マニュアルやワクチン関連の本が多数出版されている。今回は、新型コロナやワクチンについて知っておきたい知識をまとめた5冊ピックアップする。
高齢者の接種がひと段落し、若い世代にも接種が進む新型コロナワクチン。いま、もっとも気になる話題といえば、副作用ではないだろうか。本書では、接種開始後の最新データを公開し、今出ている情報を吟味して自分の意思で納得してワクチン接種を決めてほしいという想いが込められている。
免疫の仕組み、変異株の疑問、アナフィラキシーが女性に多い理由などを徹底解説していく。任意接種のワクチンだからこそ、熟慮の上で検討したい。
詳しくは、以下の記事を参照。
コロナワクチン副作用出る人、出ない人の違いって?
続いて紹介するのは、自宅療養をする人や、その家族のためのマニュアルだ。医療体制がひっ迫し、病床が足りず重症患者など以外は自宅療養となる場合も増えている。1人暮らしの場合や家族の看病をする場合など様々なケースが想定されるが、わからないことが多い。
本書はそんな不安を抱えた人々のために、9月末まで、実業之日本社のサイト(https://bit.ly/3rSlmSu)で全文無料公開されている。「軽症」「中等症」「重度」の違いや看護方法、家族構成ごとに必要な備蓄品など知っておきたい情報が満載だ。できれば自宅療養はしたくないものだが、念のために知識を備えておくことも大切な対策の1つとなるだろう。
詳しくは、以下の記事を参照。
新型コロナの自宅療養マニュアルが全文無料で公開中! 8/31まで→9月末まで延長!
新型コロナウイルスに感染した場合でも、軽症で済む場合や無症状の場合など症状の出方も人によって大きく変わる。発熱や咳などの症状が出なくとも後遺症だけが現れるケースも。
本書は、「コロナ後遺症外来」を設立し、これまでに1500人以上を診察してきた医師・平畑光一さんがコロナ後遺症の不安を解決していく。相談先やチェックシートも掲載されているので、気になる症状がある方は手に取ってみても良さそうだ。
詳しくは、以下の記事を参照。
無症状・軽症でも「新型コロナ後遺症」に要注意!その不調、ひょっとして...。
手洗い、うがい以外に加えたい予防の一つがこちら。
コロナ禍でマスク生活が長引く今、口の中の環境が悪化しやすい状態だという。マスク生活で口呼吸になる人が多く、そうなると、口臭・歯周病・虫歯などの原因になってしまう。それ以外にも、嚥性肺炎や動脈硬化、アルツハイマー型認知症などの病気の引き金になる場合もあるという。新型コロナなどの感染症にもかかりやすくなるというから要注意だ。
コロナ禍でなかなか歯医者に行けない人も多いだろう。本書では、自分の口の中の状態がわかるセルフチェックや家でできる歯のメンテナンス習慣、新型コロナ予防に加えたい「舌磨き」の方法などが紹介されている。「最近、歯医者で検診をしていないな...」という方はぜひ手に取ってほしい。
詳しくは、以下の記事を参照。
コロナ重症化にも関わるお口の健康。40、50代がいますぐ「やるべきこと」とは?
「対策本」ではないが、小説で新型コロナを知るという方法も。
社会を大きく混乱させた新型コロナ。本書は前首相の辞任に始まり、後任の酸ケ湯(すかゆ)政権がGoToキャンペーンに励むなか、新型コロナウイルスの変異株が上陸。医療崩壊と五輪の開催か中止の選択を迫られるニッポンを描いた小説。とは言え、『チーム・バチスタの栄光』以来の面々が登場する「桜宮サーガ」のシリーズでもある。楽しみながら、新型コロナウイルスとワクチン、日本の政治状況について理解を深めることができる。
詳しくは、以下の記事を参照。
海堂尊さん最新作、発売当日に「モデル」の菅首相が...。
新型コロナウイルスから身を守る手段は手洗いとマスクだけではない。ワクチンや自宅療養、後遺症などあらゆる場面での選択が重要となってくる。今のうちに知識をつけておくと、いざという時に役立ちそうだ。
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