さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」 前回2021年4月19日は、前週(4月12日)に引き続き「強みから新しい事業を生み出すには」というテーマで放送。
編集部からのおすすめの本は12日の放送でお伝えした『Being Management 「リーダー」をやめると、うまくいく。』(渡辺雅司 著、PHP研究所)(※オンエアは29日)。本書について詳しくは、「店頭に並ぶまで450日。消費期限はたった2日の生菓子は?」も合わせてご覧ください。
番組では、 株式会社船橋屋代表取締役社長で8代目当主の渡辺雅司さんと、ロート製薬株式会社再生医療研究企画部部長の本間陽一さんが「強みを新しいビジネスにどう繋げていくか」などについて熱く語り合いました。
渡辺 船橋屋の名物である「くず餅」を主軸としたイノベーションですが、特にくず餅乳酸菌で機能性食品の表示を取りたいです。
創業216年の老舗の樽から見つかった免疫力を上げるただ一つの和菓子としてストーリーを描きたい。
くず餅というお菓子を良いものだと広めるためには何でもします。軸をブラさず、楽しくワクワク進めていきたいですね。
本間 新しいことをしっかり開発しながら、既存のビジネスにフィードバックし応用していくことが大切だと思います。
ずっと受け継がれてきた技術を新しい領域に応用して開発を進めていく中で、そこで生まれた新しい知見を既存領域に応用しています。
渡辺 会社と社員が大切にする価値が一致しないといけません。
ビジョンや理念は飾るものでも浸透させるものでもなく、社員やお客様に共感してもらうものです。
そのためにはワクワクするものでないといけません。ビジョンに従って一生懸命働くと自分も幸せになれると思えるものでないと、スタッフはついてきません。
感情的知性がとても大切で、良い意味でここをコントロールできる人や組織が強くなります。
本間 自分の好きなことが、世の中の役に立つことに変えていけるということを実感して研究に没頭できています。まさに主役は人であるというロート製薬の理念に、自然と自分も共感し融合できていたのです。
勝負できる研究者であると同時に、オンリーワンの存在になることが大切です。パーソナルダイバーシティの考え方を大切にして、それぞれが他の人にはできない人材、社外でも通用するトップクラスの人材になることを目指すと良いと思います。
次回は、本日4月26日(月)19時から「介護現場はテクノロジーで変えられるのか」というテーマで放送。
詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!
毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」
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