現代日本に合った仏教のあり方を追求 ミャンマーで出家、日本で「理想の寺院」目指した著者

仏教を「経営」する 実験寺院のフィールドワーク

東京大学東洋文化研究所准教授・藏本龍介氏の著書『仏教を「経営」する　実験寺院のフィールドワーク』（NHK出版）が、2025年2月25日に発売された。

藏本氏は、08年に仏教国ミャンマーの「森の寺院」で出家。2つのサンガ（僧侶集団）に入りその実態の調査と研究を行った。日本に帰国後は新寺院を立ち上げ、現代日本に即した仏教のあり方を追求した経験を持っている。

本書では、藏本氏のミャンマーにおける2つの寺院での研究調査や、日本に理想の寺院を設立するというプロジェクトの全容を記録。宗教の本質と現代的可能性に迫る学術ノンフィクションとなっている。

• 書名: 仏教を「経営」する 実験寺院のフィールドワーク
• 監修・編集・著者名: 藏本龍介
• 出版社名: NHK出版
• 出版年月日: 2025年2月25日
• 定価: 1760円（税込）
• 判型・ページ数: B6判・288ページ
• ISBN: 9784140912935
• Cコード: C1315