かの有名なフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの作品「考える人」。ふざけてあのポーズを真似してみてびっくり。意外にもきつい体勢なのだ。
しかし、なぜキツイ体勢をとりながら物思いにふけっているのだろうか。その謎は、「考える人」の配置された場所にあるという。
2021年2月10日発売の『彫刻になりきる! ロダン体操』(主婦の友社)では、ロダンの作りあげた9点の彫刻になりきって、ストレス解消やリフレッシュをする「ロダン体操」を紹介している。体操なのに「彫刻になりきる」というシュールさと楽しさが魅力だ。
以下の2点の画像は、『彫刻になりきる! ロダン体操』(主婦の友社)より。「まじめに、必死に、がんばって考えている」「体を反らし、太い手で〇〇を持つ強烈な個性」など、彫刻のミニ解説にもくすっと笑える。
「ロダン体操」の誕生は、今から約18年前の2003年。美術家の高橋唐子さんによって静岡で生まれ、話題を呼んだ。「しずおか賛歌」の曲に合わせて体操をするもので、おうち時間の増えた現代人の味方として、再度注目を浴びている。
下の画像のように、動きがわかりやすく解説されている。
1日中パソコン作業をした日は、肩も首も凝り固まっている。そんな時には、「ロダン体操」の出番。普段動かすことのない筋肉を使う独特なポーズが多いので、身体にとってとても良い刺激になってくれるだろう。休憩時間を使ってロダンの彫刻になりきってみよう。
ほかにも、「体を使って知る、彫刻の歴史」「ロダンと彫刻についてのQ&A」など彫刻に関する豆知識も掲載されている。
ロダン体操で楽しく、ゆる~く、コロナ太りや肩こりを解消しよう。
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