新型コロナウィルスの流行によって、私たちの感染症への関心も高まった。自分たちの身を守るために、積極的に書籍や動画などで情報を取り入れる人も多いだろう。
2021年1月29日、『図解 感染症の世界史』(KAOKAWA)が発売された。本書は角川ソフィア文庫のロングセラー『感染症の世界史』をよりわかりやすく視覚的にとらえられるように制作された図解版だ。
『感染症の世界史』は新型コロナウィルス発生以前の2018年に発売されたが、その後の感染拡大の影響もあり、10万部を超えるヒット作に。『感染症の世界史』の中で著者の石弘之さんは新型感染症の発生地や時期にまで言及しており、「予言のようだ」とも話題となった。
新刊の『図解 感染症の世界史』では1見開きに1テーマのシンプルな構成が採用されている。文章とともに多くの表やイラストが掲載され、角川ソフィア文庫での前作では言及されていない新型コロナウィルスの最新の知見が盛り込まれている。
では、一部本の内容を紹介していこう。
本書の目次は以下の通り。
【章立て】
はじめに
感染症年表、およびWHOによるフェーズ
第1章 新型コロナウイルスの世界的大流行
第2章 人類の移動と病気の拡散
第3章 微生物という地球上の巨大ファミリー
第4章 人類の攻防 ヒトは微生物に1勝9敗
第5章 人類と共生する微生物
第6章 なぜインフルエンザは毎年流行するのか
第7章 広がる危険な感染症
第8章 感染症と日本人
第9章 感染症が社会を変えた
著者 石弘之さんインタビュー
前作の読者にも未読の方にもオススメの1冊。本を読むのが苦手な方でも楽しく知識を増やすことができそうだ。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?