加藤シゲアキさんの小説『オルタネート』(新潮社)が、2021年本屋大賞にノミネートされた。同作は、高校生限定のマッチングアプリ「オルタネート」が必須のウェブサービスとなった時代の高校を舞台として、3人の若者が悩み、傷つき、苦悩しながら成長する様を描いた作品。第164回直木賞にもノミネートされた。
加藤さんは1987年生まれ。アイドルグループ「NEWS」のメンバー。2012年『ピンクとグレー』(角川書店)で作家デビュー。17年『チュベローズで待ってる(AGE22・AGE32)』(扶桑社)で、第8回Twitter文学賞第1位。
本屋大賞ノミネートを受け、加藤さんは次のようにコメントしている。
「直木賞に続いて本屋大賞にノミネートされたこと、心から光栄に思います。ここまで作家活動を続けてこられたのは、書店員の方の応援のおかげでもあると常々思っておりますし、その原動力もデビュー作で書店周りをした際にとある書店員の方から言われた「書き続けてください」という言葉であります。ですので本賞に選ばれたこと、すなわち書店員の方々に選んで頂いたことが何よりも嬉しく、また新たなモチベーションが生まれたと感じております」
2021年本屋大賞受賞作品は4月14日に発表される予定。なお、『オルタネート』(新潮社)について詳しくは、記事「「NEWS」加藤シゲアキの新作小説が発売 本人出演のスペシャルPVも」を参照。
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