人気文芸誌の「小説 野性時代」(2021年2月号 No.207、株式会社KADOKAWA)が1月12日に発売された。表紙とグラビアは、1月22日(金)より公開される映画『さんかく窓の外側は夜』に出演の岡田将生さんが務める。
本号では、時代小説作家の上田秀人さんの長編「継ぐ者」が待望の連載開始。興隆期にある徳川家の謎にせまる超大作だ。
また、推理小説作家の逸木 裕さんの読み切り短編「スケーターズ・ワルツ」も掲載。旅先で出会った女性が語った指揮者の栄光と挫折の人生に、探偵のみどりは徐々に違和感を覚えていく物語。
そして11月23日に急逝された小林泰三さんを偲び、旧交のあった、田中啓文さん、恒川光太郎さん、牧野修さん等からの弔辞も掲載している。小林泰三さんの代表作は『玩具修理者』『アリス殺し』等、ホラー、SF、ミステリなど幅広いジャンルで活躍された。
そのほか、本号最終回の宮部みゆきさんの「三島屋変調百物語七之続」や、早見和真さんの「八月の母」の掲載や、第12回 小説 野性時代新人賞 第ニ次通過作品の発表も掲載されている。
また、これまで紙版のみだった「小説 野性時代」が12月より電子版の配信も開始された。こちらは、毎月25日配信予定。
さらに、サブスクリプション・サービス「角川文庫・ラノベ読み放題」でも、「小説 野性時代」は購読できる。
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