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文庫の新レーベル「美味しい小説文庫」誕生。初代アンバサダーは、のん

 レシピ、グルメ、レストランなど食に関する小説に特化した、小学館文庫の新レーベル「おいしい小説文庫」が、6月5日にオープンする。

 おいしい小説文庫では、食に関連した作品を3ヶ月に一度、3作品程度を刊行する予定。連続ドラマ化された「鴨川食堂」シリーズで知られる柏井壽氏なども、同レーベルより作品を刊行する。「日本おいしい小説大賞」と連動し、新人作家の発掘も行う。

 創刊ラインナップは以下の通り。

『泣き終わったらごはんにしよう』(武内昌美 著)
『氷と蜜』(佐久そるん 著)
『鴨川食堂もてなし』(柏井壽 著)



 また、レーベルのイメージを認知してもらうため、女優やアーティストとして活躍するのんさんが初代アンバサダーに就任した。単にグルメ情報に詳しく発信力がある有名人ではなく、日常としての「食」と関連して「楽しさ」「ワクワク」「キラキラ」を表現できる方が適切と考え、のんさんが選ばれた。

写真は、レーベルの初代アンバサダーに就任したのんさん(撮影:北浦敦子)(提供:小学館)
写真は、レーベルの初代アンバサダーに就任したのんさん(撮影:北浦敦子)(提供:小学館)

 レーベルの初代アンバサダーへの就任に際し、のんさんは次のようにコメントしている。

「映画『この世界の片隅に』に声優として参加させていただいて、食べる幸せを改めて実感しました。そして、物語の中に出てくる食べ物には不思議な魅力がある。食べた事のある料理でも、妙に美味しそうに思える。初代アンバサダーとして、食の楽しさを発信していけたらと思います」

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