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鬼滅の世界は終わらない 小説版「鬼滅の刃」3作目『鬼滅の刃 風の道しるべ』発売決定

 「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴 作)が、5月18日発売の「週刊少年ジャンプ」24号(集英社)で完結した。5月13日発売の単行本20巻も初版280万部が発行されるなど、人気が絶頂に達しているなかでの終幕だった。

 しかし、鬼滅の物語は終わったわけではない。「週刊少年ジャンプ」(集英社)には今後、平野稜二さんによる煉獄さんのスピンオフ短編『煉獄外伝』が掲載されるなど、鬼滅の世界は広がり続ける。

 7月3日には、JUMPjBOOKSレーベルより、小説版「鬼滅の刃」3作目となる『鬼滅の刃 風の道しるべ』(集英社)が発売される。

写真は、鬼滅のキャラクターイラスト (C)吾峠呼世晴/集英社
写真は、鬼滅のキャラクターイラスト (C)吾峠呼世晴/集英社

 1作目『鬼滅の刃 しあわせの花』、2作目『鬼滅の刃 片羽の蝶』の累計発行部数が100万部を突破するなど、小説版も好調の「鬼滅の刃」。3作目の『鬼滅の刃 風の道しるべ』(集英社)も、1・2作目と同様、矢島綾さんによる短編集になっている。表紙・挿絵は、吾峠呼世晴さんによる書き下ろし。

 今作の注目エピソードは、風柱・不死川実弥の過去の物語。原作19巻に出てくる、実弥が鬼殺隊隊士・粂野匡近と出会い、やがて柱になるというエピソードを、小説版ではさらに詳しく描く。

 今作にはほかに、無一郎が小鉄と一緒に刀鍛冶の里の縁壱零式を修理する話、伊之助とカナヲの友情秘話、鋼鐵塚さんのお見合い話、好評の「キメツ学園」のエピソードなども収録している。

 「鬼滅の刃」の世界はどこまで広がるのか。国民的ブームとなった鬼滅の躍進は、まだまだ続く。

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