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新成人がいちばん読んだ小説は、凪良ゆう『汝、星のごとく』

汝、星のごとく

 2024年1月8日は成人の日。新成人はどんな小説を読んでいる? ハイブリッド型総合書店「honto」が、2023年度に成人した18~20歳を対象に調査した、「2023年度 新成人が読んだ小説ランキング」を発表した。

 第1位は凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』(講談社)。17歳で出会った男女が成長していくさまが描かれ、2023年本屋大賞を受賞した。

『汝、星のごとく』凪良ゆう 著(講談社)
『汝、星のごとく』凪良ゆう 著(講談社)

 ランキングは以下の通り。

【1位】『汝、星のごとく』凪良ゆう(講談社)
書評はこちら→凪良ゆう最新作は、「恋愛小説」の枠にはまらない「愛」の物語

【2位】『変な絵 あなたには、この絵の「謎」が、解けますか?』雨穴(双葉社)
紹介記事はこちら→ベストセラー『変な家』作者が次に世に送り出したのは......9枚の変な「絵」のナゾ

【3位】『変な家 1』雨穴(飛鳥新社)
紹介記事はこちら→「変な家」の奇妙な間取りに潜む驚愕の事実 異色の"不動産ミステリー"

【4位】『方舟』夕木春央(講談社)
書評はこちら→【本屋大賞ノミネート】ラストに絶句...。誰か1人を生贄にしなければ脱出できない。救われるのは誰か?

【5位】『恋とそれとあと全部』住野よる(文藝春秋)

【6位】『街とその不確かな壁』村上春樹(新潮社)
書評はこちら→【書評】村上春樹さん6年ぶりの長編『街とその不確かな壁』 迷宮をさまよう混沌世界

【7位】『#真相をお話しします』結城真一郎(新潮社)
書評はこちら→本屋大賞ノミネート『#真相をお話しします』。普段小説を読まない人にも刺さる。

【8位】『レーエンデ国物語 1』多崎礼(講談社)

【9位】『ラブカは静かに弓を持つ』安壇美緒(集英社)
書評はこちら→【本屋大賞ノミネート】心震える「スパイ×音楽」小説。読んでて息が詰まりそうに...。

【10位】『君のクイズ』小川哲(朝日新聞出版)
書評はこちら→本屋大賞ノミネート。クイズ番組で何が起こったのか? 一気読み必至です。

〈ランキング集計概要〉
ハイブリッド型総合書店honto(丸善、ジュンク堂書店、文教堂等とhontoサイトの本の通販ストア、電子書籍ストア)において、2023年度に新成人となる(2003年4月2日~2006年4月1日生まれ)のジャンル「小説・文学」における購買冊数のランキングを抽出。
集計期間::2022年12月1日~2023年11月30日


  • 書名 汝、星のごとく
  • 監修・編集・著者名凪良ゆう 著
  • 出版社名講談社
  • 出版年月日2022年8月 4日
  • 定価1,760円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・352ページ
  • ISBN9784065281499

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