2023年4月12日、第20回本屋大賞を、凪良ゆうさんの小説『汝、星のごとく』(講談社)が受賞した。瀬戸内の島で出会った男女の15年におよぶ愛と成長を描いた物語で、ヤングケアラー問題を扱った社会派恋愛小説として話題を呼んでいた。
『汝、星のごとく』は、Amazonのオーディオサービス「Audible」(オーディブル)でオーディオブックとして聴くことができる。風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され、島に転校してきた櫂(かい)。2人の言葉をプロの声優が読み上げることで、小説に込められた恋と人生の切なさを情感たっぷりに味わえる内容だ。
いまなら、『汝、星のごとく』を含む膨大な作品を、「Audible」で、2ヶ月無料で楽しめるキャンペーンも実施中だ。2023年5月9日(火)までに、AmazonまたはAudibleサイトから登録した新規会員が対象となる。
このほか、2023年本屋大賞ノミネート4作品もオーディオブックになっている。寺地はるなさんの『川のほとりに立つ者は』(双葉社)、夕木春央さんの『方舟』(講談社)、結城真一郎さんの『#真相をお話しします』(新潮社)、呉勝浩さんの『爆弾』(講談社)の4作が現在配信中で、5月12日には一穂ミチさんの『光のとこにいてね』(文藝春秋)が、9月1日には青山美智子さんの『月の立つ林で』(ポプラ社)も配信される予定だ。
■凪良ゆうさんプロフィール
なぎら・ゆう/2006年にBL作品にてデビューし、代表作に2021年に連続TVドラマ化された「美しい彼」シリーズなど多数。2017年非BL作品である『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は2022年5月に実写映画が公開された。
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