2023年12月6日、料理研究家・大原千鶴さんの著書『あてなよる 大原千鶴のおつまみ百花』（NHK出版）が発売された。
本書は、酒をこよなく愛する大原さんが、簡単につくれてお酒に合うあて（おつまみ）レシピを90点紹介するもの。すべてのあてには、日本を代表するソムリエ・若林英司さんによる、詳しいマリアージュ（おつまみとお酒の組み合わせ）解説も収載。おつまみレシピ本の決定版だ。
■酒場詩人・吉田 類さん推薦コメント
千鶴さんは手品のようにつまみの花を咲かせる。
僕もマネしてカルソッツ風の焼きネギをスパークリングワイン・カヴァに添えた。
若き日のスペイン旅が脳裏をよぎる。
さあ次は、へしこカナッペと洒落てみよう。
大原流つまみ巡りは今宵も百花繚乱！
【目次】
はじめに
【第1章】とりあえずのあて
あぶり海苔巻き、チーズ焼きせんべい、カッテージチーズ白和え、洋風漬け冷やっことモッツァレラチーズのしょうゆ漬け、ちくわ天3種／カマカバ、はんぺんゾーラドルチェ／ミックスナッツ柚子こしょうあえ、そばの実揚げ／北京ダックもどき、きゅうりのオープンサンド、ごまみそスプレッド、エビパン、ツナ缶おこげ・パセリソース
【第2章】野菜と果物のあて
にんじん薄焼き、大原流カルソッツ、ブロッコリーで簡単ザーサイ、きゅうり餃子、ビールをまとったオニオンリング、まるまるたまねぎのコクまろ煮込み、キャベカツ、すぐできシュークルート、アボカド前菜3種、アボカドクロケット、アボカドボード、ナムル千鶴スタイル3種、ごぼうのペペロンチーノ、ピーマンの肉ジャナイ詰め、塩辛ガレット／干しいもと生ハムのフライ、グレープフルーツの刺身／すいかのあえもの、稲庭ゴーヤベーゼ、紅心大根のお寿司
【第3章】肉のあて
（牛）コンビーフラスク、たくあんと牛すじのごちそう煮、時短・ビーフストロガノフ、パクチー塩すき焼き、大原流ステーキ、中華スパイス肉じゃが、牛こまとトマトのスープ／よだれ牛
（豚）わらじカツ、豚のロースト・温玉海苔ソース、簡単豚バラロールキャベツ、谷中しょうがの豚バラ巻き、皮なしシウマイ、大原流レバニラ、チーズハンバーグ、生ハムしゃぶしゃぶ
（鶏）ねぎだれでから揚げ、手羽先の煮こごり、鶏皮＆しょうがの串焼き、鶏レバーペースト、京都スパイスのタンドリー串焼き、鶏すき、鴨すき、おつまみグラタン
（ラム）ジンギスカン、ラムしゃぶ、ラム餃子、モンゴリアンドッグ
【第4章】魚介のあて
たいの塩昆布カルパッチョ、刺身パックしゃぶしゃぶ、ブリの串焼き／ブリカマスペアリブ、韓国風とろとろネギトロ、吞めるごま団子2種、さば缶コロッケ／かんたんさばみそ、オイルサーディンの柳川風、へしこカナッペ、いかと柑橘のあえもの、魚肉ソーセージのかき揚げ、ゆでがにの黄身酢添え、あさりのたこ焼き
【第5章】シメでも呑む
（米）マグロの山かけ丼、牛脂チャーハン、XO醤チャーハン、メレンゲチャーハン、サラミ茶漬け、しみじみしじみのスンドゥブチゲ
（麺）塩辛焼きそば、九条ねぎのにゅうめん、鶏坦々フォー、冷や汁そうめん、大原流・冷製ボンゴレ、さばパスタ、レモンパスタ、セサミカルボナーラ
若さまが教えるお酒をもっとおいしく味わう方法
大原千鶴×若林英司マリアージュ対談
おわりに
■大原千鶴さんプロフィール
おおはら・ちづる／料理研究家。生家は京都・花脊の老舗料理旅館で、里山の自然に親しみながら和食の心得や美意識を育む。「きょうの料理」「あてなよる」「京都人の密かな愉しみ」（いずれもNHK）、「キユーピー3分クッキング」（日本テレビ）など、メディア出演多数。著書に『NHKきょうの料理 大原千鶴のおいしい冷凍レシピ』（NHK出版）など多数。
■若林英司さんプロフィール
わかばやし・えいじ／ソムリエ。長野県生まれ。小田原の「ステラ マリス」、恵比寿の「タイユバン・ロブション」でシェフ・ソムリエ、「レストラン タテル ヨシノ」の総支配人を歴任し、現在「レストラン エスキス」の総支配人。著書に『「スーパーソムリエ」への道 サービスとマリアージュの極意』（キクロス出版）。
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