スーパーや八百屋さんに並ぶ季節の野菜。買ったはいいけれど、いつも同じ料理ばかり。せっかくなら旬の味をもっと味わいたいし、レパートリーを増やしたい。
そんな方にぴったりの八百屋さん直伝のレシピ集を紹介する。
2023年10月26日『八百屋の野菜採集記 「見る・知る・食べる」で楽しむ旬野菜とレシピ』(大和書房)が発売された。
著者は世田谷にある「イエローページセタガヤ」店主・尾辻あやのさん。昼は八百屋、夜は居酒屋というユニークなお店だ。
農家と直接やりとりをして、最高だと思った野菜を集めて販売する日々。本書では、そんな経験を活かした春夏秋冬それぞれの季節にぴったりの野菜の味わい方を紹介していく。
「芯こそ真価のブロッコリー」「苦い春菊は甘ーく食べる」「鍋のだしの新定番、ごぼう」など、目からウロコのテクニックが満載。尾辻さんが提案するレシピはシンプルで、お酒にも合いそうだ。
春野菜グリル 塩麹ソース
春の根菜たちを、なんでもグリルするのが好きだ。
順番も量も関係ない。
冷蔵庫にあまった野菜を好きなだけポンポン焼いてみよう。
豆天国サラダ
緑のシャツに黄緑のパンツ、うぐいす色の靴、
春のワントーンコーデのような豆ばかりのサラダ。
アクセントにベーコンとマッシュルームを。
ケールときのこの中華オムレツ
ケールといえば洋風のサラダだけど、中華風も意外とよく合う。
他の葉物より葉がしっかりしているので
焼いた後も食感が残り、食べ応えも抜群。
レンコンの和風ロールキャベツ
鶏肉で仕上げるあっさりロールキャベツ。
レンコンの食感と山芋の柔らかさがほっとする。
キャベツのほか、白菜で巻いても美味しい。
毎日の料理に変化をもたらしてくれる旬の食材。目利きのアイディアを取り入れて、季節の変化をおいしく味わおう。おもてなしにぴったりのレシピもたくさん載っているので、人が集まるこれからの季節に活躍しそうだ。
■尾辻あやのさんプロフィール
おつじ・あやの/ケータリング事業を経て、山梨県北杜市へたまたま訪れたことをきっかけに、有機栽培の農家さんたちと出会い野菜の面白さを知る。2020年に昼は八百屋、夜は居酒屋のイエローページセタガヤを世田谷区にオープン。
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