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憧れの70代。林行雄さん・多佳子さん夫妻が変えた3つのこととは?

大人の明日

   兵庫県西宮市のセレクトショップ「パーマネントエイジ」創業者・林行雄さん・多佳子さん夫妻。70代になった2人は、人生を悔いなく過ごすために仕事と暮らしを見直したという。

   2023年10月10日発売の著書『大人の明日』(主婦と生活社)では、自分たちらしく幸せな70代を過ごすライフスタイルを紹介している。

『大人の明日』林 行雄・多佳子 著(主婦と生活社)
『大人の明日』林 行雄・多佳子 著(主婦と生活社)

   林さん夫妻は70代になり、仕事と暮らしに「3つのギアチェンジ」をしたという。

・店を若い世代に譲り、無理せず仕事を続ける。
・高齢者マンションへの引っ越し&淡路島にセカンドハウスを借りる。
・ジャックラッセルテリアを飼いはじめる。

   これらの"ちょこっと現役""安全な住まいと刺激""散歩による足腰の鍛錬"は、無理なく老いを遅らせるライフスタイルだ。もう少しくわしく紹介しよう。


【住まい】70代から必要なものは、まず安心感

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   体が動くうちに次の準備をするために、高齢者マンションへ。愛犬ニッキーとともに、前向きに「これから」を過ごすために、まず不安を取り除いたという。本書では、自宅のプライベートタイムも紹介していく。


【仕事】仕事は手放すけれど、完全にリタイアはしない

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   体に無理をさせずに、適度な緊張感とやりがいを持ち続ける生活を。仕事では、週に1回のミーティングをするほか、多佳子さんは週に数回「パーマネントエイジ」の店頭に立つ。現役時代よりは仕事のペースをスローダウンしつつも、完全にリタイアはしない生活だ。


【健康】愛犬・ニッキーと毎日必ず1時間以上歩く

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   ニッキーのおかげで歩く習慣が身についたという。散歩途中に寄り道ができるのも日々の楽しみに。ニッキーが頼ってくれることも張り合いになっている。

   ほかにも、人付き合いのコツやキッチンに立つ様子、淡路島のセカンドハウスやお気に入りスポットなどを紹介していく。

   年齢に合わせて自分らしく生活を送る夫婦の様子に憧れる。「こんな70代になりたい」が詰まった一冊。


■林 行雄さんプロフィール
はやし・ゆきお/1949年兵庫県神戸市生まれ。紡績会社、商社、合繊メーカーを経て独立。ニットを中心としたブランド「662」を立ち上げたのち、アパレル会社「イショナル」を創業。2000年、兵庫県西宮市にセレクトショップ「Permanent age(パーマネントエイジ)」をオープンし、独自の審美眼でセレクトした洋服、雑貨のほか、ありそうでなかった"いたって普通"なTシャツやパンツなど、オリジナルアイテムを販売。2020年、代表権を後進に譲り、顧問に就任。今もオリジナル品の企画・製造に携わる。

■林 多佳子さんプロフィール
はやし・たかこ/1949年兵庫県神戸市生まれ。商社に勤務したのち、25歳で行雄氏と結婚、アパレルの世界へ。今も週末を中心に「パーマネントエイジ」で接客を続けているほか、各地で行うポップアップイベントでも店頭に立つ。雑誌『大人になったら、着たい服』では、第1号から夫の行雄氏とともに登場。わかりやすい着こなしアドバイスが世代を超えて人気を集めている。


※画像提供:主婦と生活社


 
  • 書名 大人の明日
  • 監修・編集・著者名林 行雄 著、林 多佳子 著(取材・構成・文:一田憲子)
  • 出版社名主婦と生活社
  • 出版年月日2023年10月10日
  • 定価1450円(税込)
  • 判型・ページ数B5判、96ページ
  • ISBN9784391644296

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