「勉強しなさい」「塾に行きなさい」はもう終わり。娘のすみれさんが塾なしでハーバード大学に現役合格した、廣津留(ひろつる)真理さんの子育て論をまとめた一冊『子どもも自分も一緒に成長できる これからの親の教科書』(KADOKAWA)が2023年10月3日に発売された。
「いい学校に入学させるために、早いうちに塾に入れなくては」「家事・育児・仕事、全て完璧にこなさなくては」......多くの親が、このように考えて負担に感じているのではないだろうか。実は、これらは悩む必要のない思い込みかもしれない。本書ではこれらの思い込みを「マインドブロック」と呼んでいる。
すみれさんがそうであったように、塾を必要としない子どももいる。「勉強は子どもがするもの」と考え、廣津留さん自身は得意の英語以外の勉強を教えることなく、すみれさんが進んで勉強するような環境を整えただけだという。
また、「こういう親でいなければ」という思い込みに縛られるよりも、好きなことをやって「親である自分が幸せでいることが、ひいては子どもの幸せにつながる」とも語っている。自分の時間が取れないと悩んでいる方は、本書を参考にマインドブロックを外してみてほしい。
【目次】
第1章 その悩み、実はただの「思い込み」なだけ
第2章 限りある時間をやりくりする方法
第3章 学校で習わないけど大切な「お金の使い方」
第4章 子育てが終わったあとにどう生きるか
第5章 親も子も一緒に成長するから「人生は楽しい」
■廣津留真理さんプロフィール
ひろつる・まり/ディリーゴ英語教室代表、株式会社Dirigo代表取締役、一般社団法人Summer in JAPAN代表理事兼CEO。早稲田大学第一文学部卒業。大分市の公立小中高から塾なしで米国ハーバード大学に現役合格した娘・廣津留すみれの家庭学習指導経験から確立した「ひろつるメソッド」でディリーゴ英語教室を運営し、これまでに数万人を指導、英検や難関大学合格に導く。現役ハーバード生が講師陣のサマースクール Summer in JAPANで多様性重視のグローバル教育を推進し、2014年に経済産業省「キャリア教育アワード」奨励賞受賞。主な著書に『「好き」と「得意」を伸ばす子育てのルール15』『英語ぐんぐんニャードリル』『英語ぐんぐん ニャー単600』(以上、講談社)などがある。
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