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枯れたら捨てる? 罪悪感にかられず「花のある暮らし」を楽しみたい人へ

生花からドライまで、花を愉しむアイデア おうちでフラワーサイクルアート

   花屋で買ってきたブーケ。数日で枯れてしまうとわかっていても、捨てるのは忍びない。いっそ最初からドライフラワーにしてしまおうか。でも、それもなんだかもったいないし......。

   そんな方に向けた、長く花を愉しむアイデアを紹介する本が登場した。

   2023年9月20日『生花からドライまで、花を愉しむアイデア おうちでフラワーサイクルアート』(光文社)が発売された。

『生花からドライまで、花を愉しむアイデア おうちでフラワーサイクルアート』河島春佳 著(光文社)
『生花からドライまで、花を愉しむアイデア おうちでフラワーサイクルアート』河島春佳 著(光文社)

   著者はフラワーサイクリスト(R)の河島春佳さん。生花店でアルバイトをしていた時に廃棄される花の多さにショックを受けたという。廃棄予定の花をドライフラワーにして再利用することで、新たな活用の場を与える活動を行ってきた。

   本書では、花を暮らしに取り入れるプロのノウハウを、誰もが気軽に実践できる方法に落とし込んだ一冊。初心者向けのドライフラワーの活用法や押し花の作り方、カラーリングなど、花を長く愉しむアイデアが満載だ。買ってきた花を、生花としてできるだけ長く楽しみ、その後はドライフラワーとして愛でることができる。

■目次
はじめに フラワーサイクルアートとは、花の命を長く、余すことなく愉しみきる方法です
Chapter1 生花からドライフラワーまで。誰でも簡単に楽しめるおすすめの花たち
Chapter2 フラワーサイクルアート初級編
 逆さまに吊るすだけ。ドライにしたらアートに楽しむ!
Chapter3 フラワーサイクルアート初中級編 
 繊細な花びらを活かして押し花に。ギフトにもぴったり
Chapter4 フラワーサイクルアート中級編
 生花をカラーリング! ドライにした時の発色が醍醐味
Chapter5 フラワーサイクルアート上級編
 まるで生花! 乾燥剤を使って、立体感も色味もキープ
おわりに 花は、私たちの目を「ない」ものではなく、「ある」ものに向け、
 幸せの循環(サイクル)を生んでくれる

   自宅で楽しむだけでなく、プレゼントにぴったりのアイデアも紹介してくれる。花との暮らしがもっと豊かになりそうだ。

■河島春佳さんプロフィール
かわしま・はるか/フラワーサイクリスト(R)、株式会社RIN代表取締役
1988年、長野県生まれ。大自然の中で幼少期を過ごし自然を愛するようになる。2014年頃から独学でドライフラワー作りを学び、 生花店での短期アルバイト時に、廃棄になる花の多さにショックを受けたことから、フラワーサイクリスト(R)としての活動を始める。'18年クラウドファンディングで資金を集めパリへの花留学を実現し、'19年株式会社RINを立ち上げる。'21年フラワーサイクリスト(R)になるためのスクール「フラワーキャリアアカデミー」をリニューアルし、現在、全国の200名以上の卒業生と共に、ミッションとして掲げる "花のロスを減らし花のある生活を文化にする" ために活動中。著書に『染色ドライフラワー図鑑』(エクスナレッジ社 2023年)がある。


※画像提供:光文社


 
  • 書名 生花からドライまで、花を愉しむアイデア おうちでフラワーサイクルアート
  • 監修・編集・著者名河島春佳 著
  • 出版社名光文社
  • 出版年月日2023年9月20日
  • 定価1870円(税込)
  • 判型・ページ数A5判、104ページ
  • ISBN9784334100568

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