2023年8月28日発売の「AERA(アエラ)9月4日増大号」(朝日新聞出版)では、映画『私たちの声』に参加した呉美保(お・みぽ)監督と、俳優の杏さんにインタビューしている。「映画、芸術、メディアを通して女性を勇気づける」という趣旨のもと、リアルなワーママの日常を撮った思いとは。
9月1日に公開される映画『私たちの声』には、世界を代表する監督・俳優が参加し、日本、アメリカ、イタリア、インドを舞台とした7つの短編がおさめられている。日本版ストーリー「私の一週間」は呉さんがメガホンをとり、弁当屋を営みながら2児を育てるシングルマザーを杏さんが演じた。
8年前に出産して以降、長編映画を撮っていなかった呉さん。今回の企画を聞いた時、自身が今母親として「映画を作れるわけがない」と思っていることこそがテーマなのでは? と思い、参加に踏み切ったそうだ。
「普通のお母さん」を描き、「子育ての日常に『名もなき家事』がどれほどあるのかを見てほしかった」と語る呉さん。現在3人の子どもとともにフランスで暮らしている杏さんは、「日本人のリアルな生活を海外に見せることができた点でも意義がある」と言う。子どもが一人で学校に行くことも、朝食作りで火を使うこともフランスでは珍しいため、驚かれるのだそうだ。インタビューでは映画の裏話のほか、日本が抱えるジェンダーギャップの問題などについて語っている。
今号では、慶應義塾高等学校が107年ぶりの優勝を果たした高校野球を16ページで特集。「甲子園Heroes2023」と題して、戦いを盛り上げた各校のヒーローたちを大きなカラー写真で振り返っている。
表紙を飾ったのは、世界的な人気を誇るK-POPグループ・SEVENTEEN(セブンティーン)のメンバー、WONWOO(ウォヌ)さんとVERNON(バーノン)さん。SEVENTEENは8月23日に日本ベストアルバム『ALWAYS YOURS』をリリースし、9月には東京ドームでのライブが予定されている。
グループの武器はダイナミックな群舞。メンバーは13人という大人数だが、10年以上積み上げてきた経験で「阿吽の呼吸」(VERNONさん)で合わせることができるのだという。WONWOOさんいわく、SEVENTEENのパフォーマンスを一言で表現するなら「芸術」。ラップ担当として作詞にも参加する2人が、曲作り・ステージ作りの裏話や、大人数グループでチームワークを維持する秘訣を語っている。
このほか、今号には以下のような記事を掲載している。
巻頭特集:鉄道の未来
中国・恒大集団の破産申請 ゾンビ化する不動産業
フランスの暴動 "人権の国"が抱える死角
子に代わって親がカウンセリング施設に相談
インバウンド復活 いま民泊が熱い
インボイスあと1カ月 免税事業者はどうなる
中小企業とSDGs 環境ビジネスは変革で生き残る
Aぇ! group ありえんくらいの熱い風に
子どもの自殺を防ぐために大人ができること
武田砂鉄 今週のわだかまり
ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
大宮エリーの東大ふたり同窓会 新ゲスト・角野隼斗
現代の肖像 プチ鹿島・時事芸人
松下洸平 じゅうにんといろ 新ゲスト・菅田将暉
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