「赤ちゃんハイハイ」が高齢者の健康法にピッタリな理由

ダイエット

2023/7/30

『何歳でもラクに動ける体をつくる　奇跡の１分ハイハイ』

　2023年7月27日、ヨガ・コンディショニング指導者・峯岸道子さんの新著『何歳でもラクに動ける体をつくる　奇跡の1分ハイハイ』（Gakken）が発売された。

▲『何歳でもラクに動ける体をつくる　奇跡の1分ハイハイ』表紙

「1分ハイハイ」で体がよみがえる

　峯岸さんはヨガ・コンディショニング指導者として活動する69歳。自身が驚異的なしなやかさで動けるのはもちろん、独自のメソッドで指導された生徒たちは、60代・70代で180度開脚、Ｙ字バランスといった高難度の動きを行うことができるという。

　人間の体は、加齢などによって関節が固くなり、動作の正しいフォームがつくれなくなって、スムーズに動くことが難しくなる。それを防ぎ、何歳になっても動ける関節を保つ最適な方法として峯岸さんが提唱するのが、赤ちゃんのする「ハイハイ」だ。

　ハイハイは一見、単純な動きだが、全身の主要な関節が使われている。また、筋力のない赤ちゃんでもできるハイハイの姿勢は、重力の影響を受けにくい。そのため、重力に抗おうとして筋肉を力ませる必要がなく、関節を十分に動かして、動き回ることができるという。

　本書では、3つの動きで完成する峯岸式「1分ハイハイ」をはじめ、中高年によくあるケガを防ぐため、とっさの動きができるようになる「1分連動ワーク」、疲れにくい体をつくる「1分筋膜ほぐし」、動ける体と心の安定を保つ暮らし方のヒントなど、年齢を重ねても快適に動けるメソッドが多数紹介されている。

　人生100年といわれる時代、毎日1分の「ハイハイ」で、何歳になっても快適に動ける体を手に入れよう。

▲独自のメソッドで50・60・70代以上の方をスムーズに動ける体に導いてきた著者の峯岸さん。年齢を感じさせないしなやかな体には、ただただ驚き！

▲全身の主要な関節が使われる「ハイハイ」は、関節が固くなった大人にとっても筋肉の緊張をゆるめ、関節を十分に動かせる最高の運動。

▲1日1回のハイハイを習慣に、毎日続けることで、スムーズな動きを取り戻していきます。アプローチしたい関節を意識しながら動くことで効果もアップ。

▲ちょっと動いただけですぐ疲れてしまうのは、筋肉がしなやかに動かなくなっている可能性大。「1分筋膜ほぐし」で、効率よく手軽に筋肉の動きを取り戻して。

【本書の主な内容】
・PART1：ラクに動ける体をつくる！　1分ハイハイ
・PART2：ケガしない体をつくる！　とっさの1分連動ワーク
・PART3：疲れにくい体をつくる！　1分筋膜ほぐし
・PART4：【峯岸式】動ける体と安定した心をキープする暮らし方......etc.

■峯岸道子さんプロフィール
みねぎし・みちこ／ヨガ、コンディショニング指導者。BMYスタジオ主宰、MSY協会代表。1984年にアメリカのフィットネス・プログラムを日本に導入し、フィットネス・エクササイズの普及および指導者の育成に携わる。2001年より、ヨガの指導をスタート。BMYスタジオのほか、全国のワークショップ、大型ヨガイベントで指導を行い、幾多の海外カンファレンス招聘歴を持つ。テレビ出演や女性誌・ヨガ専門誌での記事監修など、メディアでも活躍。約40年にわたる指導歴から生まれた独自のメソッドは、高齢の方をはじめさまざまな体の悩みを持つ方に、より良い変化を起こし続けている。

※画像提供：学研ホールディングス

（BOOKウォッチ編集部）