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ジローイズム炸裂! 佐藤二朗の「おもらし」集

心のおもらし

   俳優・映画監督・脚本家など、幅広く活躍する佐藤二朗さん初のコラム集『心のおもらし』(朝日新聞出版)が6月20日に発売される。

   「AERA dot.」で5年続く人気連載の「こんな大人でも大丈夫?」から77本を再構成して収録。さらに未発表作品含む脚本が5本も収録されている。コラムと脚本、様々な角度から佐藤さんの魅力が感じられる1冊だ。

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   近年では『ひきこもり先生』シリーズや、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)での比企能員役が話題になっている佐藤さん。Twitterは、フォロワー200万人を超える(2023年5月22日現在)。日々のつぶやきに中毒性を感じる人も多い。

   「マーツ―(妻)」にチューを拒否されたり、精神年齢"同級生"の息子と勝負したり...。くすりと笑ってしまう日常が満載だ。

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   本書では、表題作「心のおもらし」のほか、5年間のコラムから厳選した77本をお届けする。

・できるかも、家具役。
・沢庵と父の威厳
・向井理と遠近法破壊問題
・僕がウンコになった日
・取り方によっては下ネタに聞こえるしりとり
・「おかあさんって、おけしょうしないと、おじさん」
・名棒読み師の妻
・セリフが飛んだら
・「演技派俳優」について思うこと

   さらに、『アダルトな恋』(2007年放送)、『おとなの絵本(仮題)』(未発表)など軽快なラブストーリーから人間の残酷さまで多彩な脚本も収録。

   目次は以下の通り。

第1章 放屁という言葉が好きなんです
第2章 恥ずかしくなるくらい、自分本位で生きてきました
第3章 妻は、なぜ便器と結婚したのでしょう?
第4章 根っからのふざけびとなのだ
第5章 占い師曰く、精神年齢6歳らしいです

   軽い気持ちで読むと、時間を忘れてしまいそうなコラム集だ。あなたもジロイズムの沼にハマってみてはいかが?

■佐藤二朗さんプロフィール

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さとう・じろう/1969年5月7日生まれ、愛知県出身。俳優、脚本家、映画監督。96年に演劇ユニット「ちからわざ」を旗揚げ、全公演で作・出演。さまざまなジャンルのドラマ、映画に多数出演。
2021年に公開された映画『はるヲうるひと』では、原作・脚本・監督を務め、自身も出演、海外の映画祭で最優秀脚本賞を受賞。22年公開の主演映画『さがす』でも、その演技が高く評価され国内の映画祭で最優秀男優賞を受賞した。
23年8月11日には最新作『リボルバーリリー』が公開予定。24年春には主演作を含む映画3作品の公開を控えている。著書に『佐藤二朗なう』(AMG出版)、『のれんをくぐると、佐藤二朗』(イコロ)がある。


※画像提供:朝日新聞出版


  • 書名 心のおもらし
  • 監修・編集・著者名佐藤 二朗 著
  • 出版社名朝日新聞出版
  • 出版年月日2023年6月20日
  • 定価1870円(税込)
  • 判型・ページ数四六判、344ページ
  • ISBN9784023322882

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