伝説の最終回から3か月が経った。NHK2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の舞台裏を収めた写真集『NHK2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」THE MAKING』(東京ニュース通信社)が、4月3日に発売されることが決まった。カメラマンはなんと、主演の小栗旬さんだ。
ドラマ撮影期間の1年5か月にわたって小栗さんが撮りためた、キャストやスタッフの素顔が1冊に。
新垣結衣さん、生田斗真さん、大泉洋さん、尾上松也さん、柿澤勇人さん、梶原善さん、片岡愛之助さん、金子大地さん、寛一郎さん、菊地凛子さん、草笛光子さん、栗原英雄さん、小池栄子さん、坂口健太郎さん、佐藤浩市さん、佐藤二朗さん、菅田将暉さん、瀬戸康史さん、中川大志さん、中村獅童さん、新納慎也さん、野添義弘さん、坂東彌十郎さん、堀田真由さん、三浦透子さん、宮澤エマさん、宮沢りえさん、八嶋智人さん、山本耕史さん、横田栄司さん(五十音順)らキャスト陣、制作スタッフのほか、小栗さんのカメラで共演者が撮った小栗さんの写真も掲載されている。
さらに、小栗さんが撮影の思い出を語ったロングインタビューも収録。どんな思いでファインダーを覗いていたのだろうか。
〈小栗旬さんコメント〉
僕はプロのカメラマンではないけれど、だからこそ、僕の撮る写真は、プロが撮るものとは違う距離感で撮れている写真になっているんじゃないかと思うんです。役者である僕だから切り取れた表情が詰まっているのが、この写真集の面白さなんじゃないかなと。「鎌倉殿」の現場にもカメラマンさんが入って、ステキなオフショットをたくさん撮影してくれましたけど、僕は僕で、自分にしか撮れない「鎌倉殿」の写真が撮れたという自負はあります。それをこうやって皆さんに見ていただけるのは、本当に幸せなことだと思っています。
本書には、NHKの広報カメラが押さえたドラマのメイキングショットも掲載される。劇中の名シーンはもちろん、出番の終わった共演者を送り出す場面や、感動のクランクアップなど、これまで公開されていなかった貴重な写真を一挙放出。撮影現場の臨場感が味わえる。
そして本書のためだけに、脚本の三谷幸喜さんと小栗さんによる初対談がおこなわれた。今だから語れる秘話や思いとは? 内容は多岐にわたり、1万字の大ボリュームとなった。小栗さんがカメラマンとして三谷さんをフォトスタジオで撮影する特別企画も。
『鎌倉殿の13人』は、主演俳優の目からどんなふうに見えていたのだろうか。本書でその舞台裏に思いをはせながら、ドラマをもう一度振り返ってみたい。
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