マリリン・モンローは「境界性パーソナリティー障害」、アンディ・ウォーホルは「ためこみ症」、ダイアナ妃は「過食症」で、リンカーンは「うつ病」だった!? 華やかな偉人が抱えていた生きづらさとは。 歴史上の人物を、現代医学で解析する。
2022年11月21日、『不安なモンロー、捨てられないウォーホル 「心の病」と生きた12人の偉才たち』(日経ナショナル ジオグラフィック)が発売された。
本書は、偉大な功績の裏で、人知れず「生きづらさ」を抱えていた12人の歴史スターたちを、ナショジオの人気ジャーナリストが現代医学のレンズを通して追った1冊。
モンローはなぜ、大量の睡眠薬を飲んだのか? ウォーホルはなぜ、何百個という箱の中に、古いポストカードや医療費の明細書、ビザの切れはしまで、あらゆるものを詰め込んだのか? ダーウィンは、生涯にわたって心身の不調に悩まされ、ハワード・ヒューズは、ドアノブにティッシュを何枚も巻かないとドアを開けられなかった――。
彼らはみな、科学、ビジネス、政治、芸術などの分野で偉業を成し遂げた一方で、じつは現代医学がいうところの「うつ病」「不安障害」「依存症」「強迫性障害」といった心の病を抱えていたという。歴史を変えた12人は、いったいどんな心の問題に直面していたのか。わたしたちと同じ「人間」である彼ら一人ひとりの人生を通じて、謎と苦悩に満ちた人間の心の中を探求した、異色の伝記ストーリー。
【本書に登場する12人の偉才と現代医学から見た診断名】
マリリン・モンロー(境界性パーソナリティー障害)
ハワード・ヒューズ(強迫性障害)
アンディ・ウォーホル(ためこみ症)
ダイアナ妃(過食症)
エイブラハム・リンカーン(うつ病)
クリスティーン・ジョーゲンセン(性別違和)
フランク・ロイド・ライト(自己愛性パーソナリティー障害)
ベティ・フォード(アルコール・処方薬依存症)
チャールズ・ダーウィン(不安症)
ジョージ・ガーシュウィン(注意欠如・多動症)
フョードル・ドストエフスキー(ギャンブル障害)
アルベルト・アインシュタイン(自閉スペクトラム症)
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