2024年度からの新紙幣のデザインには、5千円札には津田梅子、千円札には北里柴三郎が起用される。これから使われるお札の顔として、私たちの生活にもなじみ深い偉人となるだろう。ところで、この二人が成し遂げた偉業について知っている方はどれくらいいるだろうか。
角川まんが学習シリーズ「まんが人物伝」の最新刊ではこの二人が取り上げられている。2022年6月29日に『津田梅子 女子高等教育にささげた生涯』『北里柴三郎 近代日本医学の父』(KADOKAWA)が発売予定だ。
女子英学塾(現 津田塾大学)を設立したことで知られる津田梅子。岩倉使節団に随行し、日本最初の女子留学生として6歳で渡米した彼女は、良妻賢母の育成を重視する日本の教育にショックを受けたという。女子高等教育の実現に生涯をささげたその信念を学ぼう。
世界で初めて破傷風菌の純粋培養に成功した北里柴三郎。彼の研究は、後の破傷風やジフテリアのワクチン開発にもつながり、多くの人を救うことになった。また、「医学の基本は予防にある」という信念のもと、うがいや手洗いの大切さを人々に紹介した面でも、予防医学に貢献している。
感染症に関心が高い今だからこそ、読んでおきたい。
新紙幣をきっかけに、歴史を楽しく学べる一冊。夏休みの読書にもおすすめだ。
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