作詞家・岩谷時子さんの自伝的エッセイ『愛と哀しみのルフラン』(河出書房新社)が2024年10月29日に発売された。1982年に講談社から刊行された作品を底本とし、著者の盟友であった歌手・越路吹雪さんの生誕100年を記念して復刊された。
岩谷さんは、1916年生まれ。1939年に宝塚歌劇団の編集部へ就職し、入団したばかりの越路吹雪さんと運命の出会いを果たした。
その後ふたりは越路さんが亡くなるまで、40年以上にわたる深い友情で結ばれていた。『愛と哀しみのルフラン』は、女性ふたりのチャーミングで優しい友情の物語となっている。
1930年代からの宝塚歌劇団団員の記録としても、貴重な資料だ。今ではレジェンドとして歴史に刻まれる宝塚スターの入団時の光景や、おおらかな時代のユーモアあふれる生活の様子、美しさの描写は、宝塚ファンには目が離せない魅力が詰まっている。
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