007のモデルが頼りにしていた女スパイがいた!?
英チャーチル首相は、2人の娘を使って米国政界にハニートラップを仕掛けていた!?
米フランクリン・ルーズベルト大統領の妻は、自覚がないまま共産主義勢力に加担していた!?
第二次世界大戦時、歴史を動かしたのは「女」たちだった。
教科書では語られていない、世界史上の謀略に加担した女性たちに焦点を当てた一冊『世界史を狂わせた女たち 第二次大戦のスパイと、共産主義と寝たレディの物語』(ビジネス社)が発売された。
著者の渡辺惣樹さんは、これまで近現代史を研究してきて、多くの女性がスパイ活動に関わってきたことに気づいたという。通史ではなかなか語り尽くせない彼女たちの動きを、このたび本書にまとめた。
第二次世界大戦時、女スパイや要人の母・妻・娘などの女性たちの「活躍」が、枢軸国の暗号解読、軍事戦略の立案、戦後体制構築、親ソ世論などに深く関わっていた。私たちの知る歴史は、実はハニートラップで動いていた――!?
現実の社会はセオリーどおりには動かない。
人間の好き嫌いや思いつきで、間違った方向によく動く。
世界史のベールをそっと外し、真実を暴く一冊。
【目次】
一章 ベティ・パック
:007が頼りにしたスパイ
二章 エリザベス・ベントリー
:赤いスパイクイーン
三章 エレノア・ルーズベルト
:赤いファーストレディ(第五列の女王)
四章 チャーチルの米国参戦工作の裏方となった二人の娘
:サラ・チャーチルとパメラ・チャーチルのハニートラップ
五章 中国共産党に尽くした二人の女
:アグネス・スメドレーとアンナ・ストロング
六章 カナダを赤く染めた女
:マーガレット・トルドー
七章 エリゼベス(エリゼ)・フリードマン
:暗号解読の女王
■渡辺惣樹(わたなべ・そうき)さん
日本近現代史研究家。北米在住。1954年静岡県下田市出身。77年東京大学経済学部卒業。30年にわたり米国・カナダでビジネスに従事。米英史料を広く渉猟し、日本開国以来の日米関係を新たな視点でとらえた著作が高く評価される。著書に『日本開国』『日米衝突の根源1858-1908』『日米衝突の萌芽1898-1918』(第22回山本七平賞奨励賞受賞)(以上、草思社)、『アメリカ民主党の欺瞞2020-2024』(PHP研究所)、『英国の闇チャーチル』『公文書が明かすアメリカの巨悪』『教科書に書けないグローバリストの近現代史(共著)』(以上、ビジネス社)など。訳書にハーバート・フーバー『裏切られた自由(上・下)』、スティーブン・キンザー『ダレス兄弟』(以上、草思社)など。
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