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もうダメかもしれない...。嫁のマズすぎる手料理に、体もメンタルも破壊された夫<嫁のメシがマズすぎる 別れたほうがいいですか?>

嫁のメシがマズすぎる 別れたほうがいいですか?

「お願いだ。醤油と塩だけじゃなく、水やだし汁を使ってほしい――」
 夫からメシマズ嫁へ涙のリクエスト...地獄の食卓から抜け出したい!

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『嫁のメシがマズすぎる 別れたほうがいいですか?』(著者:土井真希)

 完璧主義なのに手料理が圧倒的にマズい妻と、悲惨な食事に心身を破壊されていく夫。KADOKAWAから発売された『嫁のメシがマズすぎる 別れたほうがいいですか?』(著者:土井真希)は、新婚夫婦の地獄のような食卓を描く異色のホームドラマ!

幸せな日々に忍び寄る怪料理

 とある広告代理店の新入社員・上田タケル。新人研修を終えて現場に出たタケルは、自分の教育係になった先輩社員・松村カナに一目惚れする。

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 優しくて頼りになって仕事もできて美人...。たちまち恋に落ちたタケルは、猛アタックをしてカナと付き合い始める。交際は順調に進み、付き合って3ヶ月でプロポーズ。そして結婚に至った。

 新婚ホヤホヤの、とある金曜日。結婚と同時に別部署に異動したカナから、「明日は土曜日だから手料理作るね」とのメッセージが届く。「初手料理何かな? 唐揚げ? ハンバーグ? 和食もいいなぁ」と、タケルは浮かれていた。土曜日の夜、目の前に正体不明の物体を出されるまでは――。

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「いっぱい食べてね」
「えっと...変わった料理だね! なんて料理なの?」
「え? ただのタコとキャベツの炒め物だけど?」
「そ...そうなんだ...」

 困惑するタケル。異様な見た目もさることながら、タケルを恐怖させたのはその強烈な匂いだった。明らかにマトモではないとはいえ、カナがせっかく作ってくれたのだから、手をつけないわけにもいかない。それに案外、食べたら美味しいかもしれない......。

 一口目を味わった瞬間、微かな希望は打ち砕かれた。「マズイ...無理だ! なんだこの口に広がる酸っぱさと生臭さは!? タコのヌメリがキャベツに絡まって口の中がドブのようだ!」。タケルは、自身の幼き日の食生活を思い返していた。

 母は早くに家族を捨て出ていき、父は飲んだくれていた。タケルは兄と姉と、安い食材を美味しく料理する工夫をして暮らしていた。安いものばかり食べてきたし、食に対するこだわりはない。しかし、そんなタケルでも拒否反応を示すほど、カナの料理はデンジャーな代物だった――。

加速するメシマズで体もメンタルも崩壊

 妻の初手料理をマズいなどと言えるわけもなく、タケルはその物体を完食した。夜は腹痛で眠れなかった。

 明けて日曜日にも、カナは「砂糖醤油で甘辛チャーハンにしてみたの!」という怪作を披露した。硬くて甘くてしょっぱい謎料理を無心で口に放り込みながら、タケルは思う。「カナはもしかして...料理が苦手なのかもしれない...」

 さらに困ったことに、カナは料理に積極的だった。自分のマズすぎる料理を平気そうな顔で食べ、夫婦の家事分担でも「料理は私がやるから」と担当したがった。タケルは怯えながらも「作っていくうちに上手くなっていくはず!」と一縷の望みを託し、カナの提案を受け入れる。

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 それからますます、食卓は地獄になった。海老に大量の塩とマヨネーズを絡めたもの。周りは焦げているのに中が薄ピンクの豚肉。ジャガイモに納豆とチーズと大量の塩を乗せて焼いたもの。使い回しの真っ黒な油で揚げた天麩羅。水や酒を使わず、大量の醤油と塩で煮たものすごくしょっぱい魚......。

 タケルの体はいつしか、とんでもないことになっていた。

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 夜はカナのご飯で毎日お腹を壊し、昼はカナの手作り弁当を捨て、お小遣いで買える菓子パンやラーメンでお腹を満たす。そんな悲惨な食生活の結果だった。

 体もメンタルも追い詰められたタケル。思い切って、カナに言ったこともあった。「前からちょっとだけ思ってたんだけどさ...もう少し塩分減らしたほうが...」。果たして、カナの反応は? タケルの懇願の先にある結末とは――?


※画像提供:KADOKAWA


  • 書名 嫁のメシがマズすぎる 別れたほうがいいですか?
  • 監修・編集・著者名土井 真希 著
  • 出版社名KADOKAWA
  • 出版年月日2022年12月16日
  • 備考電子書籍

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