立ったり座ったり、重たいものを運んだり、同じ姿勢を取り続けたり、家事は肉体労働だ。丁寧できちんとした暮らし方を目指しているけれど、60歳ともなると体力的に辛いこともしばしば。今まで普通にやってきたことが、だんだんしんどくなってきた...という方も多いのでは。
「知的家事プロデューサー」の本間朝子さんは、60歳からは「疲れない家事」にシフトしていくことをすすめている。
8月27日に発売された著書、『60歳からの疲れない家事』(青春出版社)では、「家事のしくみ」を見直して、心地よく無理せずに家事を楽しむためのハウトゥをまとめている。
私がご提案したいのは、
未来の自分にちょうどいい、無理しなくていい家事です。
決まった型にこだわって、それに自分を合わせる必要はなく、
年代や体力、置かれた環境に応じて違っていいし、変わっていいのです。
60歳は人生における季節の変わり目。
家事の棚卸しをしてみて、重いコートを脱ぐように、
身軽な形に刷新しましょう。
洗濯では「洗う」「干す」「しまう」の3つを完結させる、料理では「キッチンをコックピットにする」、ワンオペはやめる、家事代行を利用するなど、家事の動線を工夫したり、人の手を借りたりすることで、とにかく「疲れない」ことを重視する。掃除、洗濯、料理。生活する上で必須になる家事を中心に、負担がグッと減るアイデアとテクニックが満載だ。
いままで通りに丁寧に暮らしたいけれど体力的に不安がある、夫婦2人になったのでもう少しシンプルに暮らしたい、という方は、本間さんに上手な手の抜き方を教わろう。
■本間朝子(ほんま あさこ)さんプロフィール
知的家事プロデューサー。不動産会社の企画営業、フードプランニング会社のチーフディレクターを経て独立。自分自身が仕事と家事の両立に苦労した経験から、時間と無駄な労力を省く家事メソッド「知的家事」を考案。「時間がない」「家事が大変」と嘆く多くの主婦の悩みを解決している。NHK「あさイチ」、日本テレビ「ヒルナンデス! 」などのテレビや『クロワッサン』『レタスクラブ』といった雑誌、テレビドラマの時短家事アドバイザーとしても活躍。住宅の家事動線のプロデュースや家事グッズの商品企画なども行っている。
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