美しく整えられた庭に憧れる。けど、うちは土地が狭いし、日が当たらないし......と、さまざまな障害に阻まれ、ガーデニングへのはじめの1歩をなかなか踏み出せない人は多いはず。
小さくても、素敵な空間をつくるにはどうしたらいいのか。日が当たらない場所でも園芸はできるのか。そんな疑問に答えてくれる、「小さな庭づくり」をセンスよく楽しむための5冊を紹介する。
1冊目は、『はじめての小さな庭のつくり方』(新星出版社)。
著者は、日本クリスマスローズ協会理事で、ナチュラルシードマイスターの宇田川佳子さん。労力をかけず、玄関、門扉、通路、ガレージなどの狭い空間を使った「がんばらないガーデニング」の実例を収録。三日坊主になりがちな人でも続けられるシンプルな管理と、環境に合う丈夫な植物で、手入れが最少時間ですむローメンテナンスガーデンを提案している。
2冊目は、『一年中センスよく美しい 小さな庭づくり』(朝日新聞出版)。
『小さな庭のつくり方』第2弾。年間を通してどんな管理をしたらよいか、という植栽術を丁寧に解説。ガーデンデザイナーやカリスマガーデナーなど専門家の庭を例に、初めてでも取り入れやすいアイデアや、つくった庭をきれいに保ち続けるコツを紹介。これから庭づくりを始めようと考えている、つくり始めたものの思うようにいかない、という人の参考になる。別冊小さな庭づくりの基本BOOK付き。
3冊目は、『一年中美しい 手間いらずの小さな庭づくり』(家の光協会)。
NHK「趣味の園芸」でおなじみの大人気ガーデナー・天野麻里絵さんのベストセラー。豊田ガーデンの「ガーデニングミュージアム花遊庭」専属ガーデナーとして、植栽・メンテナンスを担当する天野さん。美しくて管理が楽な庭を実現する、樹木・草花・鉢などの選び方や使い方を豊富な写真とイラストで詳しく紹介している。限られたスペースで、一年中花を咲かせるための四季の咲き回し術も必見。
4冊目は、『手づくりのスタンドに季節の花を 素敵に飾る小さな庭』(家の光協会)。
寄せ植えや花鉢の飾り方から、スツールやプランター、花壇のつくり方まで、初心者が知りたいテクニックを集めたディスプレイアイデアBOOK。「フローラ黒田園芸」勤務で、ブログ「フローラのガーデニング・園芸作業日記」が大人気の黒田健太郎さんが、寄せ植えや鉢植えの花をより素敵に見せるテクニックを披露している。エイジング加工のテクニックやシーンをつくるための小物使いなど、「ただ植えるだけ」の次のステージへ進めるアイデアが満載。
5冊目は、『小さな庭を自分でつくる簡単アイデア 狭い場所や駐車場に玄関脇、ベランダで楽しむガーデニング』(主婦と生活社)だ。
「小さな庭」をテーマに、雑誌「私のカントリー」に掲載された人気の実例を取り上げ、庭やベランダ、駐車場脇などでの庭づくりを解説。「小さな庭を素敵に見せるなら『視線を上へ!』」「コンテナを駆使してベランダをオアシス化」など具体的なアイデアのほか、「ガーデニング用語集」「小さな庭におすすめの初心者でも育てやすい植物図鑑」などビギナーに嬉しいコラムも。
園芸は、生活と心を豊かにしてくれる。気になったものから読んでみて、ガーデニングの世界へ踏み出そう!
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