料理の際に捨ててしまう野菜のヘタや根っこ。少しもったいない気もするし、生ごみも増えてしまう。しかし、最近では、普段捨てる部分を育てて再度収穫する「再生栽培」が注目されている。
2021年7月14日、『観て楽しい育てて美味しい 野菜の再生栽培』(産業編集センター)が発売された。
本書は、調理の際に捨てることの多い野菜のヘタや根っこを再び野菜として再生するハウツウ本だ。キッチンで始められるガーデニングとしても関心を集めている「再生栽培」の方法がわかりやすく紹介されている。あなたも、豆苗や長ネギなどでチャレンジしたことがあるのでは。パプリカの種、コマツナの根、白菜の芯などでも再生できるというから驚きだ
本書では、再生栽培の経験が10年以上あるという、イラストレーターで家庭菜園愛好家の大橋明子さんが、様々な野菜の再生と収穫について、イラストとマンガでわかりやすく解説。野菜ごとに栽培の難易度、時期、必要なもの、日数など知りたい情報がまとめられている。
豆知識や注意ポイントなどもまとめられているので、初心者でも安心。収穫した野菜の美味しい食べ方も教えてくれる。
在宅での時間が増えた今、野菜が育つ様子を見るのは日々の楽しみになりそうだ。お子さんでもわかりやすい内容なので、頭を悩ませる夏休みの自由研究にも使える。一緒に取り組んで、再生野菜を収穫するのも楽しい親子時間になるのでは。収穫した野菜をお子さんと料理し、美味しく食べれば、一石三鳥!
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