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40~60代、女ひとり。「自分軸」で働き、暮らす14人の実例集

私らしく、働くということ

 既婚・未婚、子どもの有無を問わず、今やひとりで家計を支える女性は珍しくない。年金だけでは老後の資金が足りないと言われるいま、自分らしく暮らしながら働き続ける女性のライフスタイルは、これからを生きるヒントになる。

 離婚を機にアラフォーで就職した人や、ひとりで生花店を営む人、高知県に移住し書店を開業した人といった、独身女性やシングルマザーなど様々な理由で「自分軸」を持って働く人を紹介する1冊が発売された。

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 2022年8月25日発売の『私らしく、働くということ』(主婦の友社)では、ひとりで家計を支える40~60代の女性14人を紹介する。仕事ヒストリーや人生のターニングポイント、暮らしのお金のコツなどを取り上げている。

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吉原友美さん(PAUSE生花店 店主)

 では、本書の内容を一部紹介していこう。

CHAPTER1 気になるあの人の 仕事と暮らし

 人気ブロガーのショコラさん(60代)は離婚を経験してマンションでひとり暮らしをしている。年金の12万円で生活費をやりくりしながら、パートで得た収入を貯蓄に回している。彼女にとって仕事は、「社会や人と接点を持てる楽しいもの」だという。

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ショコラさん(パート勤務・ブロガー)

「仕事を通して経済情勢や新しい知識に触れ、いろいろな職務の人たちと交流できることも意味を持っています。以前は年金がもらえるようになったら仕事はやめようと思っていましたが、働いているからこその楽しさや張り合いがあります」(ショコラさん)

CHAPTER2 人気ブロガー&インスタグラマー8人 これまでとこれからの仕事の話

 整理収納アドバイザーのcoyukiさん(50代)は、整理収納アドバイザーと会社事務、ブロガーと3本柱で生計を立てている。

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コユキさん(ブロガー・整理収納アドバイザー)のワークスペース

 子供が巣立ち、離婚して気ままに生きる彼女にとって、「人生を使い切るために必要な資金確保の手段」として仕事が位置付けられるようだ。得意なことを生かして人生を豊かにするために働くスタイルは憧れる。

「得意なことを生かせる仕事で生活できているなという自負があります。がむしゃらに働くというより、人との交流を楽しみつつ、取捨選択しながら仕事と向き合っていくつもりです」(coyukiさん)

CHAPTER3  知りたい! 40代からの起業 私らしい仕事の見つけ方

 コンサルタントの中山ゆう子さんは、起業するにあたり頭に入れておきたいこと、自分に合う仕事の見つけ方、SNS活用のポイント、起業のパターンを紹介してくれる。

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中山ゆう子さん(起業コンサルタント)(画像/主婦の友社提供)

「起業と聞くと会社経営など大掛かりなことをイメージしがちですが、自分の力で副収入を少しでも得たら、それはもう立派な起業。会社勤めを続けながらやれることを考えてみてください」(中山さん)

 40代からでも自分らしく働くことはできる。起業に興味がある方は、必見だ。

14人の実例の中には、あなたが憧れる働き方に近い方もいるのではないだろうか。今、ひとりの人も、家族がいる人も、理想の働き方を実現するために参考にしてみては。


※画像提供:主婦の友社


  • 書名 私らしく、働くということ
  • 出版社名主婦の友社 著
  • 出版年月日2022年8月25日
  • 定価1540円(税込)
  • ISBN9784074523405

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