コロナ禍によっておうちごはんを食べることが急増した。しかし、いざ毎日作るとなると気が重いし、メニューがパターン化したり、キッチンに立つ気にならなかったり、と問題はいろいろ発生する。
そこで、そんなマンネリ化した家ごはんに新しい刺激を運んでくれる『えっ? これ全部ホットプレートで作っちゃたんですか?』(二見書房)を紹介したい。
本書は、「人生を変えるホットプレート料理の教科書」と言っても過言ではない、ホットプレートで作る珠玉の40レシピを掲載したレシピブックだ。
レシピを考案してくれたのは、ニューアメリカンキュイジーヌの旗手・米澤文雄シェフ。ミシュラン星付き店などで腕を振るった経験もあり、日本のレストランを牽引する実力の持ち主である。
今回、米澤シェフが選んだホットプレートは「abien MAGIC GRILL」シリーズ。2021年にはグッドデザイン賞を獲得した優れたデザイン性と、ムラなく均一に加熱できる機能性の高さが人気を博している。スタイリッシュなホットプレートだ。
実は、偶然にも筆者が昨年、ホットプレートを買い替えるときに選んだのが『abien MAGIC GRILL』だった。焼肉やお好み焼きなどにしか使っていないのだが、スイッチを入れるとすぐに温まり、油をあまり使わなくても肉がムラなく焼ける。お好み焼きも材料はほぼ同じなのに、数段おいしく感じた。何より、感動したのがお手入れの簡単さ。プレートと脚部分は着脱式になっているので外してから、シンクでプレートにお湯をかけると肉の焦げ付きも簡単にスルっと落ちたのには驚いた。そのうえ、脚が外れるからコンパクトに収納できる。
本誌では、ミートボール、パエリア、パンケーキなど、普段のホットプレートでは作ることのない幅広いジャンルのレシピが掲載されている。ぜひとも、このレシピブックで珠玉のレシピを試してみたい。
見た目はプロ級ながら、調理工程は至ってシンプルで、とっても簡単。さらに、肉、魚介、野菜、スイーツレシピをはじめ、米澤シェフ直伝の食材のおいしい焼き方講座もあるので、一気に料理力をアップできそう。写真のスイーツは、米澤シェフの代名詞とも言える「オートミールパンケーキ」にメープルクリームチーズといちごを合わせた最強のメニュー。
自宅で過ごす時間が多い今だからこそ、ホットプレートを家族で囲みながら、素敵なひとときを楽しんでいこう。
■米澤文雄さんプロフィール
1980年、東京都出身。株式会社No Code代表。恵比寿『IL BOCCALONE』(イル・ボッカローネ)で修業後、22歳で単身ニューヨークへ。インターンを経て、ミシュラン三つ星店『Jean-Georges』(ジャン・ジョルジュ)で日本人初のスーシェフに。帰国後『Jean-Georges Tokyo』(ジャン・ジョルジュ トウキョウ)シェフ・ド・キュイジーヌに就任。2018年秋、青山一丁目に自らプロデュースしたグリルレストラン『The Burn』(ザ・バーン)料理長に就任。現在はイベントへの出演や各種レシピ提供を行うほか、自身のラボ兼レストランを準備中。
■本誌で使用したホットプレート「abien MAGIC GRILL」シリーズ
極薄ヒーター技術によって、革新的でスタイリッシュなデザインを実現し、魔法のようにおいしく焼けることから人気を集め、半年で7万台以上販売している未来型ホットプレート。デザイン性と機能性を両立した性能が評価され2021年度グッドデザイン賞やDIMEトレンド大賞、家電大賞こだわり調理家電部門金賞などを受賞。2021年11月4日には姉妹品として、機能性はそのままに、食卓に出したままでも邪魔にならないコンパクトサイズかつ縁付きの「abien MAGIC GRILL S」も誕生。
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