頑張って食事作りをする気力も体力もないけど、おいしいものを食べないと満たされない。毎日、出来合いのお惣菜やコンビニ弁当では幸せになれない。そんなあなたへ、簡単にできるのにおいしい救世主レシピ集『ラクするご自愛ごはん』（主婦の友社）が発売された。
著者は、スイスやパリのレストランで修業を積み、東京でシェフパティシエを経て料理研究家となった上田淳子さんだから、安心して頼れる！
本書のカバーや表紙には、「現実を生きる お疲れのあなたへ」「頑張れない。でも、おいしくないと幸せになれないよね」「うんま～い140レシピ」「平日ラク！たまに健康 週末はチート！！」の言葉が躍っている。そして、「自分の機嫌は自分でとろう そう、ごはんでね」。
この言葉のすべてが、本書『ラクするご自愛ごはん』の魅力を語っている。ラクなのに「うんま～い140レシピ」が詰め込まれているのだ。
ご自愛って、どんなこと？
疲れた体にラクさせる"ご自愛"。
体にいいものを食べる"ご自愛"。
たまにはネトフリ見ながらくつろいで食べたい！これもご自愛。
これは、現実を生きる人の救世主レシピ！
本書で提案する「ご自愛ごはん」では、自分の機嫌を自分で取れるような時短レシピが満載されている。
とにかく、現実ムリなんですよね......仕事が終わるともう何もしたくないくらい料理が嫌。
→そりゃそうです。今日もお疲れ様です。ラクしていいんです。
一部を紹介していこう。
材料は3つ！コンビニ唐揚げが、「天むす」に
味付けなしでバッチリ。味噌汁があれば、疲れた体にしみわたる。
必要なのは、焼きのりや総菜の唐揚げ。仕事帰りのコンビニで用意できそうだ。
コンテナ1個、レンチンで、濃厚カルボナーラ
必要なものをコンテナに入れて混ぜて、レンジに入れるだけ。湯を沸かすこともフライパンで炒めることも必要ないのだ。食べさせた人にも、レンジだけで作ったとはわからないおいしさ！
本書では、極力火や包丁を使わないアレンジレシピを提案している。さらに、洗い物は少なめで、カット野菜やチューブ薬味、冷凍うどんなどを大活用していく。疲れている日はこれで良いのだ。
外食続きやジャンクフードで済ませてしまう日々をちょっと反省、体にいいもの食べた～いって、ときの健康ごはんレシピも紹介されている。
鯖缶入りキムチチゲ
お手軽な鯖缶は優秀食材。楽チンで安いうえに、いい出汁が出るのだ。
ほかにも、納豆、豆腐、根菜、乾物を使ったおいしそうなレシピがズラリ。体を大事に、リセットしてあげると、翌日のコンディションが違うはず。
映画のおとも!チップスを軽く焼くだけのチーズとろ～りナチョス
簡単とはいえ、自炊が続くと、「今日はだらだらしたい」「ネトフリで映画に浸りたい」「帰ったらソファでくつろぎながらのんびりしたい」という日もある。
そんなときは、パパッと作って片手でつまめる、くつろぎのレシピを試してみよう。
週末は友達を呼んでチートデー！
週末はストレス発散したい。ただおいしいごはんがあるだけで、家飲みのクオリティは上がる。そんなとき、誰が食べてもおいしいって言ってもらえる簡単レシピをたっぷり紹介している。
どんなに疲れていても、おいしい食事を食べたい。『ラクするご自愛ごはん』を手に、自分が喜べるものを工夫して、自分をご機嫌にしていこう。
■上田淳子さんプロフィール
料理研究家。大学卒業後、辻学園調理技術専門学校に入学。卒業後、 スイスやフランス・パリのレストランなどで修業を積む。帰国後は東京でシェフパティシエを経て、 料理研究家として独立。 雑誌やテレビなどで活躍する一方、双子の母としての経験を生かし「食育」についての活動も行う。フレンチの確かな技術をもとに家庭で作りやすいレシピが好評で、『フランス人は、 3つの調理法で野菜を食べる。」シリーズ (誠文堂新光社)、『上田淳子のチキンスープ鶏肉=具材、 スープ。 簡単、本格的。』(グラフィック社)など著書多数。上田淳子Instagram @ju.cook
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